2024.9.1(旧暦7月29日)「冤罪は違憲ぜよ!」袴田被告の判決は9月26日(木)です。

2024.9.1(旧暦7月29日)「冤罪は違憲●●ぜよ!」袴田被告の判決は9月26日(木)です。

 猛暑日の日数が過去最多だった、今年の長くて厳しい夏でしたが、太陽が地球に近づいて来た訳でも無いでしょうに、暑いと言うより、「太陽光線が痛い」と感じる激暑ではありました。

    笑み忘れ顔ゆがめたる暑さかな     ひろし

 広島では、暑さばかりの夏でしたが、関東では、炎暑に加えて、しばしば激しい雨に見舞われたり、東北の穀倉地帯では、日照りを必要とする時期に、こちらの梅雨の様な天候不順が続いたりして、異常気象が続いている様です。

 そんな異常気象が続く中で、これは以前から気にしていた事ですが、食糧の供給について、大丈夫なんだろうかと憂慮していましたが、お盆過ぎに、国産米の供給が怪しくなっていると伝えられ、私もスーパーに行って聞いてみましたら、国産米は、すでに入荷していないと言う事もありました。その後、お米事情はどうなっているか、又、どうなるのか解りませんが、考えてみますのに、日本の食糧事情は、自給率が、かなり低くなっているままとなっていて、最近まで、それが大きな話題として扱われる事も少なかった様に思います。

 元々、食糧と言うのは、一番大切なものですが、日本では、それについての意識は高くなく、食料安保の重要性が論じられる事も少なくなっているのではないかと思いますが、外国では、アメリカもロシアも、農業国家の上に工業社会、経済社会が築かれているし、ヨーロッパの国々も、農業が国の基本にされて発展している様に思えます。しかし、日本では、そう言う意識が薄く、貿易立国とは言え、食糧で何か事あれば…、この国の危うさを感じるところです。

 ところで、記録的な猛暑や、オリンピック等のあれやこれで、ほとんど話題から消えて仕舞った感じの冤罪ですが、今月は、9月26日(木)、冤罪ではないかと思われている袴田巌被告の名古屋地裁の判決が注目されます。雪冤を祈るばかりですが、袴田さんの事件については、判決を待つまでもなく、事件の科学的検証も含めて、その実態をもっとマスコミ等でも伝えてもらいたいものです。

 これは、私を励ますために作って下さった扇子です。ありがとうございました。

     たましひの何処か削られ夏瘦せぬ     ひろし
                                          煙石博

2024年8月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien