2024.10.1 異常気象を超えた過激な気候の中、植物も混乱…人も…合歓の花も二度咲き!
JR広島駅の南に、駅前大橋がありますが、その下流に猿猴橋(えんこうばし)、さらにその下流に、電車も走っている荒神橋(こうじんばし)があります。その橋の南の袂に、合歓(ねむ)の木が一本だけあって、年々、成長して、近年、妖艶で立派な花を咲かせる様になりました。
ところが、これも異常気象の為、例年、6月か7月に開花している合歓の花が、今年は、梅雨の頃一度花を咲かせ、9月に、堂堂と二度咲きをしていましたので、大急ぎで(9月23日 盛りを過ぎていましたが)写真に収めたあと、このニュースを書いています。
上の写真がそうですが、二度咲きの合歓の花が、道行く人の目にとまっておりました。
合歓の花と言うと松尾芭蕉のこの句が思い出されます。
この句は、「奥の細道」の中で、今の暦の7月頃でしょうか、「象潟は、今雨、その雨に濡れた折しも艶にして可憐な合歓の花は、かの東坡(とうば)の西湖(せいこ)の詩にもよまれている美人、西施(せいし)が、何となくなやんで、目を半ばつむっている様な風情で悩ましい・・・」と、そんな詩心を句に託したものでしょうか。
とにかく、異常気象を越えた過激な気候に、植物も混乱、開花の時期を間違えています。
こちらの写真は、路地の
また、9月19日に、町歩きのメンバーに加えて頂き、宮島の弥山に登りましたら、頂上付近の公孫樹(いちょう)が、早くも黄葉し始めていました。
さらに、ロープウェイから見る山の斜面に、どんぐり系の木が、これも二度咲きの花房をつけていました(同じ頃、東広島市西条町に行く道中、列車から見る山々にも、どんぐり系の木が二度咲きの花をつけておりました)。下の写真は、宮島、弥山からの景色です。
真ん中の小島はとうげ島 黄葉を始めた弥山の公孫樹 弥山360°絶景
弥山絶景宮島ここも秋初め ひろし
袴田さんに、やっと無罪判決。良かった、と言っても、当たり前。良かったけど、怒り。…袴田さんの人生は、取り戻せません。控訴しないで欲しい!
煙石 博