振り返れば感謝、感謝、ただ感謝

2015年12月15日   振り返れば感謝、感謝、ただ感謝

 たくさんの方の励ましのお陰で、真っ暗闇の3年間を頑張ってこれました。ありがとうございます。

振り返れば、広島地裁・高裁は、一般世間の常識では考えられない、非科学的で、合理性を欠いた奇妙な犯行ストーリーで、信じられない不当判決を下しました。初めから何が何でも有罪にという、真実と正義のひとかけらも無い、無茶苦茶で、あってはならない司法の現実を、私自身が被害者となって体験しています。検察官や裁判官は、崇高で神聖なる方々と思っておりましたのに、今は不信感を持つばかりです。何も悪い事をしていない私に対して、こんな事ができているということは、警察・司法によって、このような冤罪は、いくらでもできる、いや、行われてきた?証しではと思い、居ても立ってもおれない気持ちで、憤りと怒りが、火山のマグマのように、たまりにたまっています。

そもそも、私はお金を盗っていないのに、刑事らが、へ理屈にもならない、非科学的で奇妙な犯行ストーリーをでっち上げ、6万6600円を盗るはずのない私に濡れ衣を着せたもので、怒りは、日を経るほどに、ますますたかぶってきます。

とにもかくにも、今年は、寒い日・暑い日の街頭活動も3回、また、署名活動でも、この事件の真実を、クチコミで広く伝えてくださり、大変な力を頂きました。そうした皆様のご支援のお陰で、長い法廷闘争を闘ってこれました。心からお礼を申し上げます。

最高裁判所に上告して1年も返事が無いのは、慎重な審理をしてくれている証しと信じて、新しい年が、私にとっても、皆様にとっても、よき年となることを祈るばかりです。

 師走の慌しさをしり目に、八つ手の花が静かに白い花を咲かせています。

黄昏れて纏(まと)ふは孤独花八つ手             ひろし

 よいお年をお迎えください。新年の句として――

 ふる里に冤罪人として迎春                    ひろし

 雪冤(せつえん)を四度(よたび)祈れる初詣       ひろし

 来年こそ良い年になりますように――。