思い出せば・怒り! その10四畳半独房記 続驚きの信じられない検察の対応  必読!!

2017年4月13日  思い出せば・怒り! その10四畳半独房記 驚きの信じられない検察の対応

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2012年10月19日(金)の話

これまで検察は、警察の誤りをチェックする所と思っていたが、検察では示談を勧めるばかりだった。C検事は、「裁判で闘っても、それで人生をダメにする人もいる。実際そういう人もたくさんいる。」と脅しの様な言葉を投げかけて示談を勧めた。
しかし、不安と恐怖の劣悪の留置場での生活は10日近くになっており、疲れ果て、頭も朦朧としていて、判断力が無くなっていた。外部との接触を断たれた状態で、弁護士との接見以外は、家族とは、1日15分の面会だけ。頭は混乱し、正常な判断ができないような状態にあった。私は家内に、二人の知人に相談してほしいと頼んだ。すると二人とも「示談をしたら、やった事を認める事になる。」という返事だった。
私は、検事に対して、「示談は私だけの判断では決められない。我が家には憲法がある。」と言うと、C検事は、「なに、憲法?!」と緊張した声で聞き返した。私は「我が家の決まりで、大事な事を決める時は家族みんなで相談をして決める事にしているので、家内と息子に防犯カメラの映像を見せられるなら見せて、示談するかどうかを相談してもらえないだろうか。」と頼んだ。家族と検事との接見は、すぐに実現し、10月23日、弁護士、家内、息子の三人で検事の元へ。
以下は家族から聞いた話。

検事の部屋に通されると、まず息子は席を外す様に言われた。検事は「ビデオを見せる事は出来ないが、私は何回も見たので、言葉で説明する」と言った。検事は防犯カメラの映像を見せる事なく、「煙石さんは記帳台で封筒をとって・・・数歩、歩いたあたりでお金をぬき、お札は胸ポケットに、小銭はズボンのポケットに入れ(逆だったかもしれないが)、少し歩いて行って・・・封筒を元の記帳台に戻した。」と、身振り手振りで話したそうだ。家内は、「ええ~っ!?」と思って、「私は頭が悪いので息子にも話して下さい。」と、お願いすると、息子を部屋に呼び入れて、再び同じ話を聞かされ、二人ともすっかり信じてしまった。
家内も息子も、「本人は、『盗っていない』と言っているが、本当は盗っていたのか・・・。」と思い込まされ、示談で解決するように弁護士と相談をした。

私は、この話を後で聞いて、「信じられん、なんで二人もいて私がお金を盗ったと信じてしまったのか?」と思った。その後、示談の方向で話が進んでいたが、私は絶対にお金を盗っていないので、どうしても納得がいかなかった。そして示談をしない事に決めた。
弁護士からは、「示談をやめたから、続けて弁護ができない。」と言われ、急遽、新しい弁護士を探す事になった。
示談しない事に決めた後、最後に、防犯カメラの映像を10月28日に何カットか見せてくれたが、私がお金を盗っている映像はなかった。

煙石 博

2017年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien