煙石博のブログ

煙石博さんはある日突然に謂われなき罪に問われ、苦しんでいます
この苦しみは彼一人だけではなく、家族の皆さんも地獄の苦しみを
味わっています
このブログでは、その時々の彼の思いを綴っています

ブログ一覧

低い声で 「お世話になりました。」

2017年6月1日           低い声で「お世話になりました。」

 私のえん罪事件をまとめたRCC中国放送制作の特別番組「私は無実です」を見た方から、「大変だったですね。」とか「良かったですね。」という言葉が返ってきましたが、「見ていて涙が出ました。」という声も何人かの知人から聞きました。その他にも、「お疲れ様でした。」と声をかけて頂いたりしますが、一瞬「えっ」と思う言葉に「ご苦労様でした。」という言葉を下さった方が何人もありました。「ご苦労様でした。」と言われますと、何か、つとめを終えて?出てきた方への言葉のような気がしたりしまして・・・。
 そういえば、広島県警南警察署の留置場に28日入っていました時、奥の一部屋にしばらく入っていた入れ墨の方がいらっしゃいました。その方は、留置場を出る時、6っか7つある各部屋の住人それぞれに、鉄格子越しに「お世話になりました。」と、大変丁寧に、挨拶をされて出て行かれた事を思い出しました。
 他の部屋の事はよくわかりませんが、1・2・3号ときて、たしか4号はなくて、13号、5号…となっていました。私は独房の13号でしたが、その方は私にも、鉄格子越しに低い声で「お世話になりました。」と、おっしゃいました。私は返す言葉にとまどいながら、「いえいえ、どういたしまして…。」と返事を返しました。何とも言えない一瞬でした。
 当時、留置場の限られた時間に何とか書き残したメモを見るだけで気がめいりますが、そのメモを見ながら留置場での体験を時々ブログに書いてみたいと思っています。

 RCC中国放送が45分番組として制作した特別番組「私は無実です」が、キー局のTBSが6月2日(金)深夜、※実際の日付は、3日早朝午前1:25~1:55にJNNドキュメンタリー ザ・フォーカス「私は無実です」~防犯カメラで真実は見えるか~ として、関東エリアで放送されます。その後、TBS系列のJNNのローカル各局が、それぞれ日時を変えてこれを放送するところがあるようです。これは各局に確認してみて下さい。

 タイトルは、JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス「私は無実です」~防犯カメラで真実は見えるか~ です。

広島ではRCC中国放送で6月11日(日)の深夜から日付変わって6月12日早朝午前3:00~3:30まで放送されます。

                                                                                                                                                                                                                                         煙石 博

JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス「私は無実です」~防犯カメラで真実は見えるか~ 

の 今後の放送予定は、

岩手県    IBC岩手放送(IBC)  
http://www.ibc.co.jp/tv/timetable/?s=5010&e=5983&ed=20170603&p=376191
JNN ドキュメンタリー ザ・フォーカス「私は無実です?防犯カメラで真実は見えるか」
•6月10日(土) 27:09~27:39

 福島県    テレビユー福島(TUF)  
http://www.tuf.co.jp/program/
•6/11(日)25:20~25:50

山梨県    テレビ山梨(UTY)    月曜 2:05 – 2:35(日曜深夜)  
http://www.uty.co.jp/timetable/2010/weekly.html
•6/11(日)26:50~27:20

 静岡県    静岡放送(SBS) 
http://www.at-s.com/sbstv/timetable/
http://www.at-s.com/sbstv/timetable/?p=376191&s=0x8C10&e=13582&ed=20170605
•6/11(日)25:50~26:20

中京広域圏    CBCテレビ(CBC)  
http://hicbc.com/etc/epg/
•6/11(日)25:25~25:55

広島県    中国放送(RCC)  
http://www.rcc-tv.jp/program/?d=20170610
•6/11(日)27:00~27:30
(6月6日現在)

 

愛媛県    あいテレビ(ITV)    月曜 1:35 – 2:05(日曜深夜)
http://www.itv6.jp/program/
•6/18(日)26:15~26:45

宮城県    東北放送(TBC)     水曜 2:18 – 2:48(火曜深夜)
http://skip.tbc-sendai.co.jp/tpg/week_view.php?d=20170606
•6/20(火)26:44~27:14

石川県    北陸放送(MRO)    月曜 1:50 – 2:20(日曜深夜)
https://www.mro.co.jp/tv/time-table/
•6/18(日)26:05~26:35

近畿広域圏    毎日放送(MBS)    日曜 5:00 – 5:30
http://www.mbs.jp/timetable/
•6/18(日)5:00~5:30 予定
(6月13日現在)

 

2017年6月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : toshihiro

私は仙人に?

2017年5月18日            私は仙人に?

 多くの皆様に、ご支援頂き、本当にありがとうございました。
最高裁判所で、奇跡とも言える逆転無罪を得て、やっと、私と家族共々の人権を取り戻す一歩を踏み出すことが出来、ほっとしています。また、今はただ、私共に降り掛かってきた災難(人災)を振り返る事もまだ辛く、ほっとしながら、ひたすら前を向いて歩いて行く他はないと思うばかりです。

本当に、私にも、私の家族にとっても、長い長い、まさに「闘いの日々」という表現がそのままの4年5カ月でした。(これらは、これまでの煙石ニュースや、私のブログにも記事にしていますので、ご覧下さい。)

 ある週刊誌の大見出しに、「あるアナウンサーの悲劇・『私が窃盗犯にデッチ上げられるまで』」とありましたが、私の親友は、「ここは、『あるアナウンサーの悲劇』かもしれないが、『あるアナウンサーの怒り‼』の方がふさわしい表現ではないか?」と言いました。その通りなのです。悲劇は悲劇でしょうが、悲劇だけで片づけられては・・・浮かばれない気持ちで、辛過ぎるのです。お会いする方々にも、真実の、許されない怒りをお話したいのですが、振り返るのも、まだ生々しい出来事で、短い時間では簡単に話せないのです。

「良かったですね。」という労いの言葉に対して、「ご心配をおかけしました。いやぁー、本当にすごかった。すごい闘いでした・・・」と話をすることがよくあります。そして、お会いする方々に、「お騒がせしましてスミマセンでした。」「ご心配をおかけしてスミマセンでした。」で、私は、目下、スミマ仙人になってしまったような・・・。
「スミマ仙人」にはなっても、嫌いではないお酒だけは・・・「飲みま仙人」には、なれそうにありません。お酒は、数珠(念珠)を持ってでも、月下の独酌・・・と強がりを言っていますが、歳とともにめっきり弱くなりました。

     雨音と酌むや緑雨(りょくう)の手酌酒    ひろし

     水中花涙に暮るる日も美(は)しく   ひろし

煙石 博     

2017年5月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

「夕凪の街 桜の国」漫画家:こうの史代さんの講演

2017年4月23日           「夕凪の街 桜の国」漫画家:こうの史代さんの講演

 私の無罪が確定した間無し、3月15日の「ひろしま市民と市政」で、広島のまんが図書館の20周年を記念して、今や映画にもなり、全国区の漫画家になったこうの史代さんの講演会の告知が目にとまって、応募しましたら、運よく抽選に当たりました。
 こうの史代さんには一度もお会いした事はありませんが、ひょっとすると、お父さんは、随分昔の私の酒友(私より年配で、いいお仕事をされている方だったので、酒の友と言うのは失礼ですが・・・)のお嬢さんではないかと思っておりました。その方は建築関係のお仕事をされていて、趣味は写真撮影(プロ並みの腕の持ち主)、何事にも一家言お持ちの、愉しいお酒を飲まれる方で、大変人柄の良い、おもしろくて、真面目な方でした。酒席の座が盛り上がると、とてもいい声で春日八郎の「山のつり橋」を歌われ、居酒屋の人気者の一人でした。若かった私や、別の酒友が、それをジョークにして、「煙石が歌います。春日八郎の『山のつり橋』。🎶山のつりはしゃ~ くさ~っておちた~🎶 おそまつ‼。 春日十(・)八郎(・・)でした。」(笑)
 ある時、「うちの娘が漫画家になりたいと言うとるんじゃが・・・」と言って、話をされるようになり、私も、描かれた漫画を見せてもらった記憶がありますが、そのころ、のちに漫画家で成功するとは誰も思いませんでした。その後、そのお店がなくなり、お父さんともお会いする機会もなくなりました。

 時は流れて、「夕凪の街 桜の国」という広島弁の漫画が出版、話題になって、ひょっとすると、作者は、昔々、お酒を一緒に飲んでいたあの方のお嬢さんではないかと思いながら、確かめる機会はありませんでした。さらに、「この世界の片隅に」というこうの史代さんの作品が、アニメ映画になったので、家内と見に行き、とても心を動かされました。
 4月22日、会場の段原の映画館は、早い時間から沢山の人が来ており、人気の程を知りました。講演では、漫画を描く時、大切にしている事や、色々描き方を工夫している事などを聞きましたが、苦労話を苦労話としてではなく、わかりやすく楽しく話をされました。

 講演が終わり、ステージを下りた出演者を見送る時、ファンとの交流があり、私はどうしようかとためらいながら、それを見ておりました。あの酒を酌み交わした方のお嬢さんだろうなと思い続けていた私ですが、もし違っていたらどうしようか・・・と思いつつ、勇気を出して、こうのさんに声をかけました。旧姓の「〇〇さん」と言うと、彼女がはっとして、こちらを向きました。「あなたのお父さんは〇〇さんですね。」と言うと、「そうです。」「私は煙石博ですが、お父さんは、まだお元気でいらっしゃいますか?」と尋ねると、「ええ、元気です。」と笑顔の答え、「父は、いつも煙石さんの『なんでもジョッキー』を聞いていました。あっ!嬉しい!握手をして下さい。」と気さくに握手をして下さいましたが、それは逆で、今ではむしろ、私が握手をお願いする側ですのに・・・私も嬉しく思いました。
 彼女は、私の事件をニュースで知っていて、「煙石さん、大変だったんですね・・・」と労って下さいました。私は「えらい目にあいました。あんな事があってはいけません。それよりも、こうのさん、これからもお元気でご活躍を。」・・・。短いやり取りでしたが、お父さんに負けない人柄の良い、こうの史代さんであったことに感動しました。

追伸 漫画や映画の登場人物が使う広島弁が大変しっかりしているので、方言の専門家か監修者がいるのではないかと思っていましたが、あれは、元々こうのさんが広島弁の使い手で、広島の方言で漫画が描きたかったからということがわかりました。こうのさんは、彼女の世代では、大変貴重な、正調広島弁を伝える方だと認識しました。
 「そういやぁ~、お父さんも、コテコテの、ええ広島弁をつこ~とりんさったのぅ。」

煙石博

2017年4月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

思い出せば・怒り! その10四畳半独房記 続驚きの信じられない検察の対応  必読!!

2017年4月13日  思い出せば・怒り! その10四畳半独房記 驚きの信じられない検察の対応

                        必読!!    

2012年10月19日(金)の話

これまで検察は、警察の誤りをチェックする所と思っていたが、検察では示談を勧めるばかりだった。C検事は、「裁判で闘っても、それで人生をダメにする人もいる。実際そういう人もたくさんいる。」と脅しの様な言葉を投げかけて示談を勧めた。
しかし、不安と恐怖の劣悪の留置場での生活は10日近くになっており、疲れ果て、頭も朦朧としていて、判断力が無くなっていた。外部との接触を断たれた状態で、弁護士との接見以外は、家族とは、1日15分の面会だけ。頭は混乱し、正常な判断ができないような状態にあった。私は家内に、二人の知人に相談してほしいと頼んだ。すると二人とも「示談をしたら、やった事を認める事になる。」という返事だった。
私は、検事に対して、「示談は私だけの判断では決められない。我が家には憲法がある。」と言うと、C検事は、「なに、憲法?!」と緊張した声で聞き返した。私は「我が家の決まりで、大事な事を決める時は家族みんなで相談をして決める事にしているので、家内と息子に防犯カメラの映像を見せられるなら見せて、示談するかどうかを相談してもらえないだろうか。」と頼んだ。家族と検事との接見は、すぐに実現し、10月23日、弁護士、家内、息子の三人で検事の元へ。
以下は家族から聞いた話。

検事の部屋に通されると、まず息子は席を外す様に言われた。検事は「ビデオを見せる事は出来ないが、私は何回も見たので、言葉で説明する」と言った。検事は防犯カメラの映像を見せる事なく、「煙石さんは記帳台で封筒をとって・・・数歩、歩いたあたりでお金をぬき、お札は胸ポケットに、小銭はズボンのポケットに入れ(逆だったかもしれないが)、少し歩いて行って・・・封筒を元の記帳台に戻した。」と、身振り手振りで話したそうだ。家内は、「ええ~っ!?」と思って、「私は頭が悪いので息子にも話して下さい。」と、お願いすると、息子を部屋に呼び入れて、再び同じ話を聞かされ、二人ともすっかり信じてしまった。
家内も息子も、「本人は、『盗っていない』と言っているが、本当は盗っていたのか・・・。」と思い込まされ、示談で解決するように弁護士と相談をした。

私は、この話を後で聞いて、「信じられん、なんで二人もいて私がお金を盗ったと信じてしまったのか?」と思った。その後、示談の方向で話が進んでいたが、私は絶対にお金を盗っていないので、どうしても納得がいかなかった。そして示談をしない事に決めた。
弁護士からは、「示談をやめたから、続けて弁護ができない。」と言われ、急遽、新しい弁護士を探す事になった。
示談しない事に決めた後、最後に、防犯カメラの映像を10月28日に何カットか見せてくれたが、私がお金を盗っている映像はなかった。

煙石 博

2017年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

思い出せば・怒り! その9四畳半独房記 驚きの信じられない検察の対応

2017年4月8日
思い出せば・怒り! その9四畳半独房記 驚きの信じられない検察の対応  必読!!

2012年10月19日(金)の話
朝8時に南署を出発。・・地検の地下留置場には各署から送られてきた者が鉄格子の中に入れられて待機。私は、やっと11時からC検事と接見。私は警察の間違いを指摘するのも検察官の仕事のひとつと思っていたので、「刑事が私を犯人だと決めつけていますが、それは間違いです。もう一度よく調べて下さい。」と懇願し、金を盗っていない事を一生懸命説明した。

ところが、私の無実の訴えを聞いていたC検事の口からは、「盗ったか盗らないかは別にして、66,600円に色を付けて、10万円位払えばすむ事です。」と、警察が間違っているのをチェックする意思を表す事もなく、ひたすら示談の話をし始めたので、「ええっ~、色を付けて10万円!?」と驚いた。後に「色を付けて」という表現は、「少し足してきりのいいところで10万円」という表現に言い換えたような気がしますが・・・)。「検事としては、その仲介をする。」

C検事は紙にまっすぐな線をかいて、「あなたが盗っていない事を主張するのは王道だが、裁判になって、人生をダメにする者がいる。」等と、脅しのような言葉で示談を迫った。
そして、カーブした線をかいて、「これ以上、事を荒立てないために、検事としては、変化球であるが、金を払って不起訴という方法を勧める。このタイミングを逃すと裁判になって、死ぬまで裁判をする事になる。」さらに、有名タレントや大阪の政治家、野球の監督の例を挙げて、「みんなこういうやり方で事をおさめて、お金を払って社会復帰をしている。」「これも有名税だと思え。」などと言った。私は絶対お金を盗っていないのに、お金を払ってというのも納得がいかないと思った。

私は、金を盗っていないのに、刑事に責め立てられ、金を盗んだ犯罪人にされている。防犯カメラの映像に証拠が映っているというのであれば、見せてくれればいいのに、この時点でも、私に防犯カメラの映像を見せてくれない。「もし、私が封筒を見つけて、お金が入っているのを確認すれば、窓口の行員に渡しますし、ただの書類の忘れ物なら、それを、その場に置いておきます。」等々、話したと思う。

C検事は、「昨日、何回も防犯カメラの映像を見たが、盗ったのはあなたしかいない。防犯カメラの映像を見て判断した。」と言った。私はお金を盗っていないのに、どうして盗った犯人にされているのか納得いかないし、どうして、盗んだ映像があるのかと、大変不思議にも思った。
「お金を払って被害者に取り下げてもらう道を選ばないと大変。」というのは納得できない。
C検事は、「裁判は、日にちがかかるし、長くなる。何年もかかるかもしれない。裁判をすると有罪になる可能性が高い。」「時間がない。タイミングをのがすと起訴になる。」等とも言った。
また、C検事は、「日本の裁判は99.9%の有罪率を誇っている。」と豪語したが、私は「本当にお金を盗っていないのだから、そんなバカな話はあり得ない」と思った。
・・・続く・・・                            煙石 博

2017年4月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien