煙石博のブログ

煙石博さんはある日突然に謂われなき罪に問われ、苦しんでいます
この苦しみは彼一人だけではなく、家族の皆さんも地獄の苦しみを
味わっています
このブログでは、その時々の彼の思いを綴っています

ブログ一覧

2020.1.1 明けましておめでとうがんす(おめでとうがんすとは言いません)

2020年1月1日 明けましておめでとうがんす(おめでとうがんすとは言いません)

 何がお目出たい訳でなくても、年が明けて2020年、「明けましておめでとうございます」と言うあいさつを交わします。只、今年2020年と言う年は、私共の世代にとって二回目の東京オリンピックに出会うと言う事を思うと、何となく心が昂り、いつもとは違うお正月の様な…今年は、そんなメモリアルイヤーでしょう。
 私が高校三年生の秋でした。日本で初めて開かれた東京オリンピックに感動したのは…ついこの間の事の様に思えますが、あれから56年、半世紀余りも経ち、私は白髪の高齢者になって仕舞いました。当時、私らとほぼ同世代の、舟木一夫君の「高校三年生」「学園広場」がヒットし、三波春夫さんが 🎶トトンと、トトンと、顔と顔~🎶 日本が平和で元気でした。当時の、東京のシンボルは東京タワー。今はスカイツリー。…様々な事が思い起こされ、感慨深いものがありますが、今の世、将来を憂慮する事、余りに多し…。

 思えば、私の人生も、それからが長く、がむしゃらに生きて、「人生イロイロ、タコの足しゃ~イボイボ…」で大変でしたが、今となっては、あれもこれも、過去は遠霞むセピアの記憶となりました。
 只、晩年、真面目に勤め上げた会社を、60歳で定年退職して、ほっとしたのもつかの間、近所のいつも利用していた銀行で、盗った証拠も無いのに、66,600円を盗ったとされ、とんでもないぬれ衣を着せられて、冤罪と言う不幸な、まさに悲劇に見舞われ、積み重ねて来たものを一気に失ってしまいました。
忘れる事の出来ない、2012年10月11日の朝、突然やって来た2人の警察官に逮捕された時、私は、私の人権や人生も一気に失って、時間が止まってしまいました。そして4年5カ月、家族と共に、まさに朝の来ない夜の状態…となり、こんな事は許されない、あってはならないと言う怒りと絶望の真っ暗なお正月を5たび経験しました。
私がこんな冤罪被害にあったという事は、日本が壊れて来た事を証明する事かも知れません。
 私の体験から、日本では、警察や司法が正しく機能していない事が多くあり、逮捕・起訴されると99.9%が有罪と言う理不尽な数字が、たくさんの冤罪を生んでいる証だと言う事を知りました。という事は、今この時も、朝の来ない夜の日々を過ごし、真っ暗なお正月を過ごしている方が多くいらっしゃると言う事で、本当に心が痛みます。私の場合、ご支援頂いた多くの皆様のお陰で、冤罪地獄から抜け出せましたが、それでも失ったものは返ってきませんし、悔しさと憤りは、死んでも消える事はありません。

 日本の警察・司法が、少しでも、いい方向、正しい方向に流れを変えて、冤罪を一人でも出さない様に、何とかして頂きたいと願うばかりです。私共も、そういう出来事に対して鈍感であってはいけないと思っています。

      去年今年(こぞことし) 川一筋に 貫けり      ひろし

迎えた2020年が皆様にとって良い年であります様お祈りします。            煙石 博

今年の私の年賀状を添付します

2020年1月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

2019年12月1日     世の中どうなっているんだという事多き中・・・

2019年12月1日     世の中どうなっているんだという事多き中・・・

 師走 師走と言うと、我々、団塊の世代は・・・古い奴だと思われるでしょうが、青春時代に流行った「君といつまでも」のせりふが浮かんできます。🎶(幸せだなァ…僕は君といる時が一番幸せなんだ…)🎶「師走だなァ…僕は12月になるといつも師走なんだ…」というジョークを思い出しますが、昭和は遠くなりにけり・・・。

 それにしても今年も、これでもか、これでもかと、不仕合わせな出来事が相次ぎました。私共が現役で働いていた頃はもっと平和で、悲惨な出来事も少なかったと思います。

 私も定年後、信じられない理不尽な出来事に遭い、地獄のどん底に突き落とされましたが、皆様の温かいご支援に励まされながら何とか頑張っております。 しかし、私の後にも、理不尽な出来事が色々あって、それを見聞きしますと、心が痛むばかりです。  私も、私の身に降りかかった理不尽な冤罪事件が、悔しくて、悔しくて、忘れる事が出来ません。 私は、神仏に誓って何も悪い事をしていないのに…防犯カメラに金を盗っている映像も無ければ、金を抜き取ったと決めつけた封筒にも私の指紋が無いのに、どうして金を盗ったと決めつけられ、よくも、よくも、逮捕・起訴出来たのか?怒り‼。

 そもそも、封筒に66,600円が入っていたのか?さらに、警察は、今も私の事件の犯人をなぜ逮捕しないのか・・・?

 最高裁で奇跡と言われた逆転無罪を勝ちとれたものの、起訴されてからの7年間・・・これまでに失ったものは、余りに大き過ぎ、その怒りは今でも収まりません。そして、とても心配な事は、清廉潔白な私がこの様にされたという事は、似た様なパターンで誰の身にも起こりうるという事を強く憂慮し、さらに、逮捕・起訴されると99.9%有罪と言う数字が、多くの冤罪を含んでいる事を物語っている事も大変憂慮されるところです。

 現に今年、愛媛県松山市の女子大生の窃盗容疑・取り調べ問題は、最初から女子大生を犯人と決めつけて自白を迫るという、私と同じパターンの被害で、今年の秋、被害者の女子大生が、勇気ある告白をされ、警察の許されない事件の対応ぶりの真実等が新聞で明らかにされて、又、又、憤りを覚えます。

 私の冤罪に関しては、昨年、TBSの「一番だけが~」で取り上げられましたが、今年6月に、テレビ東京が制作した「0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー」が、テレビ東京系列で放送されました。その時、この番組は、広島に系列局が無いため放送がありませんでしたが、広島では、11月8日の深夜、ホームテレビでやっと放送されました。

 又、今年11月には、NHKTVの「逆転人生」でも、逆転裁判!駐車違反で口論となり逮捕?ウソ暴いた法廷の闘い・・・と、警察官による信じられない横暴を放送していました。私のような冤罪の被害で人生を失う人が出ない事を願うばかりです。

 なお、私のホームページhttp://enseki. noor.jp/をご覧頂くと、これまでの経過や真実をご理解頂けます。 冤罪の被害者を出さない為にご覧頂き、多くの方に口コミで伝えて頂ければと思います。

      生くるべく山河大地の冬支度   ひろし

      立ち止まる事許されず十二月   ひろし

煙石 博

2019年11月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

10月の忌まわしい怒りの記憶

2019年10月25日   10月の忌まわしい怒りの記憶

 「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉がありますが、今や、「天災は忘れぬうちにもやって来る」のか…。9月の台風15号の悪夢の様な被害もまだ鮮明なのに、10月には、台風19号が、東日本に例のない広域水害をもたらし、これまでに経験した事もない大きな天災となりました。何と言う事か…
 例年、日本の10月は、台風による多少の被害はあれ、一年中で最も過ごしやすく、快適な月である筈ですが、今年の秋本番、天高しの季節は、とんでもない台風が、悲惨な大被害を残して行き…言葉もありません。只々一日も早く復興への道が開かれる事を祈るばかりです。

 ところで、前回の10月1日のブログに、あえて書かなかった事がありました。それは、10月は、思い出したくない、忌まわしい記憶があったから…そんな事は早く忘れてしまいたいからでしたが、あれから7年経っても、やはり、嫌な思いを消す事はできませんでした。どうしても、納得出来ないし、怒りが込み上げてくるばかりです。10月は今でも心が沈みます。

 7年前の2012年10月11日(木)の、朝9時過ぎ、刑事2人が我が家にやって来て、私は全く身に覚えがないのに、最初から私を犯人と決めつけ、「金を盗っていない。」と、必死に訴える私を、逮捕状の呈示もなく窃盗容疑で逮捕し、私は手錠をかけられて広島県警南警察署の留置場、鉄格子の中へ入れられました。

 その日から家族を巻き込んでの長い地獄の日々が始まったのですが、刑事は、家に来た時すでに、私を犯人に仕立て上げる為の段取りを考えていたとしか思えない、強引なやりとりでした。最初から私を犯人に仕立て上げる為の大ウソを言い、理屈の通らない奇妙な犯行ストーリーに沿う様に強引に誘導し、自白(盗ってもいないのに、盗った事にしろと言う…)を迫るばかり。私を犯人にする為に、ウソばかり言って自白を強要しました。何の罪もない私に・・・絶対に許せません。

 刑事は最初から、「客が置き忘れた封筒から金を盗って、左手で左胸のポケットにねじこんだんじゃ。‼」「防犯カメラの映像に金を盗っとる証拠があるんじゃ‼」と言うので、何度も、それを見せてくれと頼みましたが、その映像を見せてくれませんでした。見せられないのは、そんなシーンは全く無かったからでした。

 そもそも、刑事がデッチ上げた犯行ストーリーは、広島銀行大河支店の狭いロビーの、2台しかない記帳台の一つに、客が置き忘れたとする66,600円入り?の封筒を、私が持って7・8歩、歩いた所で、金だけ抜き盗った後、市・県民税の納入書(忘れた人の住所・氏名が書かれている)が入った封筒を、又、7・8歩、歩いて、わざわざ、元の記帳台の同じ位置に戻したと言う奇妙なストーリーです。

 しかし、どう考えても、金を盗るなら、その封筒ごと、そのまま家に持って帰るでしょう。証拠となる封筒を、わざわざ記帳台に戻したりはしないでしょう。
 そうでは無かった証拠に、封筒には、私の指紋がついていませんでしたし、防犯カメラの映像を鑑定した結果、私が封筒にさわっていない事が明らかになりました。

 しかも、金を盗る前には、まず封筒を発見し、それを取り上げて中を覗き、何が入っているかを確認して、金が入っている事に気がつかなければ、盗る動機も起きないのに、勿論、そんなシーンは、防犯カメラの映像には、全くありませんでした。

 さらには、刑事は、左手で左胸のポケットに金をねじこんだとしましたが、のちに、当日着ていたシャツは、防犯カメラの映像から、全くポケットの無いシャツだった事も確認されました。なのに、どうして私が犯人とされたのでしょうか⁈ 常識的にも論理的にも、犯人であり得ない条件が揃っているのに…。

 そんな、理不尽で納得のいかないあれこれが、忌まわしく思い出され、この冤罪によって、大きなものを失ったくやしさ、腹立たしさがおさまりません。私は、何も悪い事をしていないのに、今考えても、余りにも理不尽で、怒りがこみ上げるひどい話でした。私の様な被害者を、私の後に出さないで欲しいと願うばかりですが、最近も、8月25日のブログにも書きましたが、愛媛県松山市の女子大生の誤認逮捕事件を始め、警察による、犯罪に等しい事案がいくつかあり、こんな事があってはいけない‼と憤っております。

 ところで、私にとって嫌な日、先月10月11日(逮捕された日)は、今年は、たまたま、十三夜、後の月(のちのつき)だったのです。9月の、十五夜、仲秋の名月は、満月のお月見ですが、満ちたるものは必ず、欠けて行くので、仲秋の名月に対して、この10月の十三夜の月は、これから満月になると言う、明日への希望を託す様な、縁起の良い月で、日本生まれのお月見です。昔から、後の月、栗名月などとも言われています。

 広島の十三夜は、うす雲が出て、おぼろがかった様な月が見えました。

     怨讐(おんしゅう)の晴れずおぼろの十三夜   ひろし

 私の事件の犯人を、広島県警は、なぜ逮捕しないのか不可思議です。怒り‼
 冤罪を、一人たりとも出してはいけません。それを、最初に作る事になるのは、警察です。事件に対して、公正、中立に、科学的によく分析し、論理的で筋の通る、誰にも納得のできる対処を願ってやみません。・・・冤罪は、まさに人災です。

煙石 博

2019年10月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

2019.10.1  秋風や・・・

2019.10.1 秋風や・・・

相変わらず、私共の身の周りの事から、日本も世界も、過激で、ぎくしゃくした出来事が相次ぎ、中々、穏やかな気持ちでいられない日々が続く様です。しかし、そんな中でも、激暑は去って涼しい秋が訪れ、いよいよ、これからが秋本番。

とは言え、先月、今までに無かった、怒り狂ったような台風の暴風雨、それに竜巻まで発生しての大被害(台風の竜巻なんて、今までに聞いた事が無い。)に、不安と、嘆きと、悲しみと…。しなやかな日本の気候も、これまでにない、優しさを失った異常な災害をもたらす事が多くなりました。何という諸行無情。神様仏様、どうか、これ以上私共を痛めつけないで下さい。せめて、季節が変わった今、そろそろ、穏やかで、静かな秋の日々をと願うばかりです。

しかし、そんな、不安と混乱した思いの中で、ふと、私の脳裏をよぎるのは、松尾芭蕉の「奥のほそ道」の書き出し、『月日は百代(はくたい)の過客(くゎかく)にして、行き交(か)ふ年も又旅人(たびびと)也(なり)』流れ行く時間も、時代も、人生も、全て漂泊の旅の様なものと…。

そういえば、芭蕉が漂泊の旅を始める前に、江戸・深川に転居して2年後、江戸の大火で芭蕉庵は類焼し、翌年、母の死…そんな悲しい体験などがあって「諸行無情の思いを抱き、形ある物は決して永遠ではないが、この世には「不易(いつの時代にも変わらぬ物)」と、「流行(時代と共に変化する物)」があり、それは別の物ではなく、表裏一体であるはずである…という思いで、不易流行の俳諧の新しい境地を開いて行きました。その後、41歳の「野ざらし紀行」に始まり~元禄2年(1689年)3月27日(太陽暦5月16日)に、「おくのほそ道」へ旅立ちました。

   行く春や鳥啼き魚の目は泪(なみだ)   芭蕉

その後、600里(2400キロ)150日の長い旅を続け、「おくのほそ道」の結びの地は、美濃(岐阜県)大垣でした。芭蕉は、門弟、知人に迎えられて、旅の荷を下ろしたのも束の間、2週間余り後には、「伊勢神宮の遷宮拝まんとして…」と、皆に送られて揖斐(いび)川を下り、また旅立ちました。別れの句は、

   蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行く秋ぞ   芭蕉

「おくのほそ道」は、「行く春や」で始まり、「行く秋ぞ」で結ばれ、旅の終わりは、新たな旅の始まり…命ある限り人生は旅…と言う芭蕉のメッセージが心に沁みます。

話は、それこそ無情ですが、今、白髪高齢者の私にも、輝く青春時代がありました。そんな若い頃、俳句や絵などを嗜む趣味人が立ち寄る居酒屋で、俳句を「たし飲む?」いや、「たしなむ」先輩の酒友が、感動話を聞いた時言っていた常套句を思い出します。 「いや~泣かせますの~。酒の涙がしみますわい…。」 芭蕉は、「おくのほそ道」ですが、私共、凡人、市井の民は「のほそ道?」で、酒は「たし飲む?」ものでした。そんな私の若き日の一句がありました。

   何とかなる酒の愉(たの)しき夜長かな   ひろし

お酒と酒友と…よき社会勉強をさせて頂きました。 そういえば、その居酒屋のマッチ箱には「大きな悲しみかみしめて、小さな喜び育てよう」と書いてありました。これは、お店のお客さんに尊敬され、慕われた、知恵者の学長さん(俳号は大学)が考えられた人生支援の身に沁みる名言・金言であったのを思い出します。

話は変わりますが、今年は、広島では、浅野長晟(ながあきら)広島入城400年にあたり、関連の歴史イベントが沢山企画され、私も歴女(れきじょ)ならぬ、歴おじさん?になって、公民館主催の歴史講座に参加もしていますが、左右の耳が遠くなっているのに加え、風通しが良過ぎてすぐに忘れてしまいます…。

広島は、原爆で中心部が壊滅しましたが、今でも、毛利・福島・浅野時代の歴史を偲ばせる遺産・遺跡がまだまだ残っています。身近な、神社・仏閣を訪ねられても、歴史と文化にふれる事が出来、広島再発見の喜びがあるのではないかと思います。

その中の、ほんの一つが、本通りを中心に東西に続く道は、福島正則の時代に、広島城の南に作られた広島城下のメインストリートである西国街道です。そこにも、歴史の痕跡が今でも残っておりますし、猿猴川、京橋川、元安川、本川などを巡っても歴史の面影を偲ぶ事ができます。 おん身ご大切になさって、文化・芸術の秋を…、おっと、酒も、食も…元気にお過ごし下さい。

   破芭蕉(やればしょう)ここも宇宙のひとところ   ひろし
   秋風や末路晩年(まつろばんねん)日々覚悟     ひろし

煙石 博

2019年9月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

2019.8.25 他人事ではありません。あなたの身にも…と言っても、「自分は大丈夫だろう」と思わないで!!

2019.8.25 他人事ではありません。あなたの身にも…と言っても、「自分は大丈夫だろう」と思わないで‼

女子大生(22歳)窃盗誤認逮捕問題(愛媛松山)は、私、煙石のケースと同じパターンの被害者です。

2019年8月2日(金)の朝日、毎日、読売の各紙に、この女子大生が、「自白の強要、許せない」として、全く取り調べではなかった警察の手法に対して、真実を訴える手記の一部が載せてありました。この手記は、被害者の女性は勿論、ご家族も大変な勇気を出されたもので、同じ様な被害者を出さないようにという強い願いで明らかにされたという思いが伝わります。

私の事件を支援してくれた知人が、8月1日(木)の愛媛新聞オンラインの記事を送ってくれました。まずは、これを掲載します。

=================================================

松山東署誤認逮捕問題
女性の手記 全文公開            2019年8月1日(木)(愛媛新聞)

タクシーから現金入りのセカンドバッグを盗んだとして松山東署が7月に窃盗容疑で松山市の20代の女性を誤認逮捕していた問題で、女性の代理人の安藤陽介弁護士が1日、県庁で会見し、女性の手記を公表した。 女性の手記は次の通り。

今年1月に松山市内で発生したタクシー内での窃盗事件で私が誤認逮捕された件について、警察や検察からの発表のみでは伝わらない部分も多々あるかと思い、今回コメントを発表させていただきます。

この事件の捜査では、決して適切とは言えない対応を警察から繰り返されました。そのため私は、取り調べが終わるたび、すぐに全てを日記に付けて記録してきました。ドライブレコーダーに写っている女と私が似ていたこと、その女と私が同じアパートに住んでいたことなど悪い偶然が重なり、私が容疑者になってしまうことは仕方がないのかもしれません。しかし、私は一番初めの取り調べから一貫して容疑を否認し、その女と私が別人であることを何度も訴えてきました。にもかかわらず、捜査に関わった刑事全員が私の話に耳を傾けることはありませんでした。

取調官は、私が「本当の犯人を捕まえてください。こんなの何の解決にもならない」と言えば、「犯人なら目の前にいるけど」と言い、初めから私を犯人だと決めつけていました。他にも「やってないことを証明できないよね?」「タクシーに乗った記憶ないの?二重人格?」「いつ(自分がやったと)言うのか待ってるんだけど」「罪と向き合え」など、耳を疑うようなことを次から次へと言われました。

また、自白を強要するかのような言葉を執拗(しつよう)に言われました。「就職も決まってるなら大ごとにしたくないよね?」「君が認めたら終わる話」「こんなに時間のかかるものじゃない」「ごめんなさいをすれば済む話」「懲役刑とか罰金刑とか人それぞれだけど早く認めたほうがいいよ」「認めないからどんどん悪い方へ行ってるよ」「今の状況は自分が認めないからこうなってるんだ」「また取り調べか、とか思ってるんだろう。認めないと終わらないよ」など、挙げればきりがありません。逮捕された後は、弁護人の助言で警察の取り調べに対しては黙秘していたのですが、「弁護士に言われたから黙秘するのではなく自らの意思で話せ」と言われました。

本当に悔しかったです。自分たちが正しいと過信している警察には何を言っても無駄だと気付き、ただひたすら真犯人が出てくることを祈るしかありませんでした。  そもそも、私は取り調べの他にも指紋採取やポリグラフ検査、3D画像の撮影など、全ての任意捜査に素直に応じてきました。朝の10時ごろから夕方17時ごろまでかかることもあり、体力的にも精神的にもつらかったですが、素直に応じました。そうすることで身の潔白を証明できると信じていたからです。

しかし、最後の取り調べから1カ月以上たってから突然家宅捜索に入られ、そのまま逮捕されてしまいました。幸いにして、勾留請求は認められず釈放されましたが、逮捕直後、もし勾留されたら取り調べに耐え切れずにやっていないことを認めてしまうかもしれないという不安な気持ちがあったのも事実です。

誤認逮捕であることが分かった後、警察からは「真相の解明に必要な逮捕だった」と説明を受けましたが、到底納得できるものではありません。3D画像はきちんと解析したのか、ポリグラフ検査の結果はどうだったのかという私からの質問に対しては、はっきりした回答を得ることができませんでした。担当刑事からの直接の謝罪はいまだにありません。

5月27日から7月19日という期間は私にとってはとても長く、不安、恐怖、怒り、屈辱といった感情が常に襲い、ぴったりと当てはまる言葉が見つからないほど耐え難いものでした。手錠をかけられたときのショックは忘れたいのに忘れることができず、今でもつらいです。

私には前歴・前科もなく、本当に真面目に生きてきたつもりです。このような事件に巻き込まれ、犯人と決めつけて自白を強要するかのような取り調べを受け続け、実名報道までされたことを絶対に許すことはできません。今回の誤認逮捕は、適正な捜査を行っていれば起こらないはずでした。私のような思いをする人を二度と出さないためにも、口先だけの謝罪で済ませるのではなく、今後どのような指導を行い再発防止に努めるのか具体的に公表してほしいです。

なお、報道関係者各位におかれましては、自宅および大学周辺、家族、友人などへのこれ以降の取材はお控えいただきますようお願いいたします。  2019年7月29日 匿名希望

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

愛媛新聞社は今回の誤認逮捕の報道につき検証を続けてまいります。   (愛媛新聞オンライン)
(元サイトはコチラ → https://www.ehime-np.co.jp/article/news201908010206

=================================================

以上を読んで、私が警察にされたことと同じような理不尽なパターンである事を知り、この女子大生は勿論、ご家族もそうでしょう、その憤りがよく理解でき、私も、またまた、怒りが込み上げてきました。

私の場合も何も悪い事をしていないのに、はじめから私を犯人と決めつけて、逮捕状の呈示も無く、強引に広島南警察署に連れて行き、28日間も屈辱的な勾留をし、留置場での、取り調べではない取り調べで、お金を盗ってもいないのに盗った事にしろという、大変、乱暴な、犯罪に等しいやり方で、私を犯人に仕立て上げるよう誘導された事。全く、この愛媛の女子大生が被害にあったパターンとよく似ておりました。私も、彼女と同じく実名報道され、取り返しのつかない被害を受けました。

警察が私に言った言葉

「防犯カメラの映像に全部映っとる!!あなたは犯人‼」と、決めつけて自信たっぷりに言う。 「証拠はあるんじゃ!! 防犯カメラの映像には誰が見てもお前が金を盗っているところが映っとる!!」 「お前がやった事を認めなかったら、裁判になって、法廷で防犯カメラの映像をみんなで見て、その防犯カメラの映像がニュースで流されてお前は恥をかくんじゃ!!」等と言うばかりで、映像を、私にも、弁護士にも見せてくれない。

「金を盗ったと認めれば、ここをすぐに出られる。窃盗は大したことではない。初犯だから刑も軽い。人の噂も75日、みんなすぐ忘れる。すぐに社会復帰できる。」と自白を誘導し、私がお金を盗っていない事を主張すると、「聞くだけ聞いてやる。勝手に言いなさい。」と言って聞き流し、「それだけ言いたいことを言うたら、ちいたあ(少しは)すっきりしたろう。お前はウソを言うとる。(言っている)」と言って調書にその事を全く書いてくれなかった。

さらには、「マスコミが報道したから、世間は、みんなお前を窃盗犯だと思っているんだ!!」「お前は頭がおかしいと思われるよ。」と何度も言ったり、大声でおどし、強く机を叩き、ぐっと顔を近づけてにらみ、時にはすごみ……。常人では考えられない形相で自白を強要され、非常にこわかった。取り調べのあった日の夜は、恐怖と怒りと不安で辛く、ほとんど眠れなかったと、メモに残している。

最初から私を犯人と決めつけ、恫喝し、高圧的でこちらの話を聞かない、無茶苦茶で、取り調べとは言えない取り調べだった。

さらには、私の場合、その後、正しかるべき検察で、検事に「金を盗ったか盗らないかは別にして、66,600円にイロをつけて、10万円払えば済む事です。」と言われた事にも驚いた。検事は、後で、まずいと思ったのか「きりのいい所で、10万円位払えば済む事です。」と、金を払って済ますよう強く勧め、さらに「盗っていないと主張して裁判をしても、99.9%は有罪になる‼」と、豪語して脅迫し、「裁判をすると、死ぬまで裁判をする事になります。それで人生をダメにした人がたくさんいます。」等と言った。

私は、検事の発言に日本の警察・検察に対して絶望的な思いを持ち、背筋が凍る思いがしたとメモに残しています。私は本当にお金を盗っていないし、間違った事をしていないので、どうしても納得がいかず、裁判をする事にしたものです。

辻褄が合わない事ばかり

◎私は2012年9月24日(月)、家の近くの広島銀行大河支店に500万円を下ろしに行っただけで、防犯カメラに証拠が映っているとして逮捕されましたが、事件があったとする、2週間余りも後の、10月11日(木)に逮捕とは…何をしていたのか時間が空き過ぎて不可解。

◎刑事に「置き忘れたという金はいくらで、何の金ですか。」と聞くと、「なんぼう(いくら)入っとったかは言えん(言えない)。年寄から集めた金だ。」と言ったのに、裁判になってわかった事は、置き忘れたとする封筒には、市・県民税の納付書2枚(これで置き忘れたという人の名前がわかる)で、刑事はなぜ、私にそんな嘘を言わなければならなかったのか・・・?

◎しかも、私が手に持ったと決めつけられた封筒に、私の指紋がついていなかった。

◎突然、家に来た刑事が、何も悪い事をしていない私に、広島銀行大河支店で、客が置き忘れたとする封筒から金を(66,600円)を抜き取り、「左手で左胸のポケットに、金をねじこんだんじゃ‼」と、常識では考えにくい奇妙な犯行ストーリーをおしつけて、「防犯カメラに証拠がうつっているんだ‼」と言って、私を最初から犯人だと決めつけ、逮捕状の呈示も無く、強引に広島南警察署に勾留し、広島地裁に起訴されました。

◎防犯カメラの映像から、私は左胸にポケットの無いシャツを着ていた事がわかったのに、広島地裁で無視され、懲役1年執行猶予3年という有罪判決。

◎広島高裁では、防犯カメラの映像を、専門の会社に鑑定してもらうと、私が封筒に触れていないことが鑑定されたのに、防犯カメラの死角で金を盗った可能性もあるとして有罪⁈ (防犯カメラの映像に1秒のブランクがあるも、これは、AカメからBカメに移動する間の1秒で、私は、この1秒でも、あやしい動きは無く、ゆっくり歩いて行く自然な映像が残っているだけで、金を抜き取るような動きはありません。しかも、1秒では金は盗れない。

◎2017年3月10日、最高裁で無罪判決が確定した後、絶対に納得がいかないのは、多くの人から言われても来ましたが、「煙石さんが犯人ではないのだから、警察は、なぜ本当の犯人を逮捕しないのか・・・。」なぜなのか、全く納得できません‼

こんな信じられない事が、多くの人が知らない所で、まかり通ってきたのだと思うと、絶対に許されません。善良なる市民を、これ以上、被害者にしないでほしいという願いから、私の思いをブログに綴りましたが、愛媛の女子大生や私のケースを見ても、これは私共だけの問題ではなく、このままでは、明日はあなたの身にも、誰の身にもあり得る事です・・・と言っても、「まさか自分の身には降りかからない・・・」と思わないで下さい。 ・・・大変憂慮しているところです。

日本の司法が壊れている事を身をもって経験した事を思い出します。警察・検察・裁判官の皆様に、神様、仏様の前でも、恥ずかしくない仕事をして頂きたいと願うばかりです。

私の事件の経過は、私のホームページに掲載されています。ご覧下さい。
(私のホームページはコチラ → http://enseki.noor.jp/)

煙石 博

2019年8月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien