あれから3年

2015年9月21日      あれから3年

2012年10月11日の朝、突然、刑事二人が家にやって来た時から、私の時計は止まったままになっています。苦しい日々が続いてもう3年になります。
 私はお金を盗ってもいないのに、地裁で有罪にされ、去年、高裁では防犯カメラの画像解析を、専門会社に私的に依頼したところ、私が封筒にさわっていない事が明らかになり、無実が立証されたのに、一審に誤りは無いので、控訴棄却という、とんでもない不当判決を受けました。
 事件当日、銀行に行ったのは、少しまとまったお金を払い出す為で、「翌週月曜の朝9時に行くので用意しておいて下さい。」と金曜日に連絡していました。
 そもそも先祖代々住んできた家のすぐそばの、小さな銀行支店のロビーで、数人の町内会のお客さんと、たくさんの行員などがこちらを見ている前で、しかも防犯ビデオがたくさんある中で、置き忘れられた封筒から66600円を抜き取り、犯罪証拠となる税金の納付書入りの封筒を元の記帳台に戻すなんてことは絶対あり得ません。封筒には私の指紋はついていませんでしたし、防犯ビデオにも盗っている映像は全くありませんでした。
 私の身の上に起こった事は、私だけの問題ではなく他の方にも・・・。 とにかく私の冤罪を晴らさなければなりません。最高裁へ上告しています。
信じられない濡れ衣を着せられて窃盗犯にされた私は、人権を抹殺され、人生に泥を塗られたばかりでなく、家族も地獄の苦しみを強いられています。さらに、私がお世話になった方々や、知人・友人にまで大変なご迷惑をおかけしてしまいました。私の様な冤罪の被害者が一人でも出ないことを願いつつ、10月11日(日)11時30分から、広島の本通りで、3回目の街頭活動をして、皆様に真実の訴えをします。どうかご支援ください。