2018年10月11日  あれから6年、激白 忘れる事のできない忌まわしい逮捕の朝・・・。

2018年10月11日  あれから6年、激白!忘れる事のできない忌まわしい逮捕の朝・・・。

下記は、一部加筆した新しいブログです。(2018年10月19日修正)

 私が窃盗の濡れ衣を着せられた冤罪事件があったとされるのが、2012年9月24日(月)。――突然の逮捕は、なぜか半月余りも後の、10月11日(木)朝。

 刑事二人が、突然、我が家にやって来て、私が近所の銀行のロビーで、お金を盗ったという、身に覚えのない窃盗容疑をかけました。(むしろ、すでに窃盗犯と決めつけて来たのだと確信します。)

 刑事が「防犯カメラに証拠が映っている‼」「~左手で左胸のポケットに、金をねじこんだんじゃ‼」と、自信たっぷりに言うので、私は「そんな事をする訳がない。お金を盗ったと言うんなら、証拠という防犯カメラの映像を、ここに持って来て、見せてくれ。」と、何度も頼みましたが、刑事は「見せるわけにはいかない。」と言って、見せてくれませんでした。(後で、防犯カメラの映像から、着ていたシャツは、胸ポケットのないシャツだったという事がわかり、私が封筒からお金を盗っている所や、封筒を手にしている映像はありませんでした。また、持ったとされた封筒に、私の指紋は、ついておらず、私が、封筒にふれていない事も鑑定されました。つまり、盗った証拠が無いのに、私が記帳台に近づいたという事をもって、私を犯人と決めつけていたのです。)

 盗った、盗らないで、刑事と激しいやり取りが2時間余り・・・。昼前に、逮捕状の呈示もなく、家の近くの広島県警南警察署に連行されました。警察のワゴン車の中で、降りる前に手錠をかけられ、そのまま署内に連れて行かれましたが、かなりの署員の視線を浴び、気が動転して、頭は混乱状態になりました。

 取り調べ室で(取り調べ室と言っても、あんなの取り調べではない、最初から私を犯人と決めつけて、お金を盗ってもいないのに、盗ったと自白させるための部屋でした。)しばらくあって、頭が混乱している私の前で、刑事が、外に向かって大きな声で、「報道(マスコミ)は来とるか‼」と言ったので、「ちょっと待って下さい。私は犯人ではありません。マスコミには、まだ発表しないで、よく調べてからにして下さい。報道はそれからにして下さい。」と、懇願しても聞き入れてもらえませんでした。

今でも鮮明に記憶しているのは、刑事が「マスコミは、ニュースを欲しがっとるんじゃ。‼」「マスコミは、わしの言うのを、そのまま、垂れ流すんじゃ‼」と、脅しの様な言葉。何とも無茶苦茶で、その刑事の方が犯罪者だと、今でも怒りが込み上げてきます。

 マスコミ報道は、テレビが、逮捕されたその日の夕方に、私が窃盗容疑者として逮捕されたと報じ、翌日の朝刊各紙も、取り調べもしないひどい警察発表を、刑事が言った通り、そのまま報じました。
この時から私は、窃盗犯として、白い目で見られ、後ろ指を差される人となって、人権も、人生も一気に失ってしまいました。取り返しのつかない恐ろしい事です。

 私は、社会に出てこれまで、人に迷惑をかけないように、信用、信頼を大切にという物差しで、正直に生きてきた人間ですから、最も苦痛な事でした。

 取り調べでない取り調べの中で、刑事は「マスコミが報道したけえ、もうみんなが、お前を窃盗犯じゃ思うとるんじゃ‼」と、何度も脅迫する様に言い、自白を迫りました。

 さらに「窃盗を認めりゃぁ、ここ(留置場)を出られる。人の噂も75日、世間はすぐに忘れる、すぐに社会復帰できる~」と言って、強引に、自白へと誘導していきます。(やってないのに、やったと認めると、やったという作り話を作文されて、ニュースで報道されるという訳です。社会復帰は、まず不可能です。)今思えば、これは刑事による大きな犯罪です。私は何も悪い事をしていません。

 思い出すのもおぞましい、6年経っても、気分が滅入ってしまう記憶で、忘れる事も出来ない事です。思い出すと今でもはらわたが煮えくり返ります。

 こんな事は、私の後に絶対にあってはいけません。私のような被害者が出ないことを願うばかりです。私の事件を忘れないで下さい。政治家の先生方も、思想信条を超えて、超党派でこの改革をして頂きたい事だと、私の悲劇から訴えたい思いです。

最近思うのですが、今の時代の私共は、世の中が、余りに多事多難過ぎ、1つの出来事に、いつまでもこだわっておれない、次々と、大変な事が起きるものだから、過去はすぐに、忘却の彼方へ・・・。時の流れが早過ぎるような、極端に言えば、ひと月前の出来事が、昔の1年前の出来事のような感覚で、・・・。しかし、私が体験した悲劇は、忘れる事はありません。

どなたかがYoutubeにアップして下さった『煙石博さん冤罪事件』の視聴回数は、9月23日(日)に23万回を超えました。
10月10日(水)21:30現在の視聴回数は、23万9478回です。
パソコンやスマホで視聴できるので、知り合いの方にさらに拡散して頂けると有難いです。

☆10月19日(金)AM7:00現在の視聴回数は26万0712回です。
                                         煙石 博

2018年10月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

2018年10月1日   お月様は見ていらっしゃる

2018年10月1日   お月様は見ていらっしゃる

皆様には多大なるご支援を頂き、有り難うございます。Youtube「煙石博さん冤罪事件」の視聴回数は6月27日には2万4728回でしたが、9月28日には、23万回を超えました。パソコンやスマホで視聴できるので、知り合いの方にさらに拡散して頂けると有り難いです。

今年の夏は、これまで経験した事の無い暑さ、激暑が長く続き、やっと迎えたという感じの秋でしたが、どっと夏の疲れが出ました。皆様におかれましても、呉々もお体ご自愛なさって下さい。

  天災の多く悲嘆の虹と遭ひ     ひろし

それにしても、今年は、天災に次ぐ天災。6月・7月は、例年の梅雨とは違った、怒りのこもったような荒々しい天候で、梅雨末期の送り梅雨は、西日本豪雨となって、各地に大洪水の被害が出ました。梅雨は早く明けたのですが、いきなりの猛暑・激暑に熱中症続出・・・。
本当に何かが壊れてしまったような激暑の日々。おまけに、台風シーズンではない時期に台風の襲来・・・しかも、これまで見た事もない、東から西へと逆方向に向かう奇妙なコースを辿ったり、スケールも、これまでのものとは違う異常さを感じるものでした。水害、台風、そして地震・・・何か日本が、いや、日本だけではない、地球が病んでいるかのような天災が続きます。これ以上、天災が無いよう、願うばかりです。
そんな中、私共の現実社会に目をやると、人間が、変な事ばかりやっていて、無茶苦茶な事が多すぎます。次から次へ理不尽な事が明らかになり、私共の常識では許されない事が、あまりにもあり過ぎます。そこには、人としてやってはならないでしょうと思うような、良心の無い、常識を失った傲慢な考え方や、やり方がまかり通っていて、怒りを覚える事ばかり・・・。私の冤罪事件に関わった刑事・広島地裁・広島高裁の検事・裁判官においても、その一例だったと思います。私は神仏に誓っても間違った事はしておりません。

私共の先祖は、大自然には神が宿り、天災等が続くと、天の怒り、神の怒りではとも受け止めて、自らを律し、戒め、自然からも謙虚な心を学んだのではないかと思いますが、今の世に、それは・・・。

ところで、10月は、後の月という名残の月をめでる十三夜(栗名月・豆名月)の月見の月です。今年は10月21日土曜日(旧暦9月13日)です。昔の人々は、地球を見続けてきたこのお月様を、神仏をあがめるように、尊く見上げていた事でしょう。穏やかな実りの秋が深まってゆきますように・・・。 

  夜半の秋宇宙の果ては星の闇   ひろし
  秋天に宇宙を背負ふ水の星    ひろし

煙石 博     

2018年10月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien