2021.12.28 「風も
私の家の前の小さなスペースに植えている野菊が、今年も、よく咲いてくれましたが、師走になっても、まだまだ盛んに咲き続けてくれています。
そんな野菊が盛りの頃、12月6日、私の家内の母が96歳で亡くなりました。
国難の、戦中・戦後を生きられ、戦後、若き日には、女教師として教鞭を
晩年も、介護付有料老人ホームで、元気に余生を送られ、90歳を過ぎても、気力充分の日々でしたが、
96歳と言うご長寿ではありましたが、何歳の別れであっても「愛別離苦」は、いつの世においても、変わらぬ人の世の無常…辛い悲しみの中で、私共だけの家族葬で送らせて頂きました。義母への追悼の句。
風も
※この書面をかり、義母より10年余り前に亡くなった義母の夫、私の義父への追悼の句「萩の露逝かれし人の徳重く ひろし」を、このブログに併せて
義母は、生前から、残される私共が困らない様に、自ら、几帳面に終活をされていかれましたが、それでも、人が1人亡くなったあとも、残された者がしなければならない事が沢山ある事を、改めて体験しながら…私共夫婦して、「これは、死ぬ訳にはゆかぬ。死にたくない、死んでは大変…死んではいけない」?等と、複雑で、共通な思いを…話したりもしています。
そんな訳で2022年のお正月は、喪に服し、年賀状、新年のブログも休ませて頂く事としました。
厳しき季節の中ではありますが、草木は、すでに来たるべき新しき年に咲かんとする花芽を秘かに宿し、命の花芽を膨らませています。
コロナ禍の世の明け暮れや
皆様におかれましては、よき新年をお迎えになります様にと思います。
煙石 博