私の冤罪事件は…明日はあなたの身にも‼

2018年9月1日   私の冤罪事件は…明日はあなたの身にも‼

Youtubeの「1番だけが知っている・煙石博冤罪事件」の視聴回数が、6月27日には、
2万4728回でしたが、8月29日に19万回を超えました。

私の身に降りかかった冤罪事件は、同じパターンでこれがなされると、善良なる一般市民の誰でもが、いくらでも私の様な被害に遭ってしまうという、そら恐ろしさを感じています。

私の後に、似たような被害者が出て、自白に追い込まれたり、示談と称する金銭取引によって、やってもいないのに罪を認めて、人生を失い、泣き寝入りする人が出ない事を願うばかりですが・・・現実には、最近も、信頼できる私の知人から、痴漢をしていないのに犯人にでっち上げられて、結局、示談と称して結構な金を払い、やってないのにやった様にされ、マスコミ報道にありもしない事を流されて、会社をやめ、若くして人生を失っている方(大変、真面目な方だそうです。)の話を聞きました。
更には、前回のブログでも書きましたが、ある方の、東京の甥の痴漢冤罪の示談事例・・・。

また、私の冤罪事件の後にも、新聞の三面記事には、似たようなパターンの、気になる、怪しい事件がちょこちょこ目につき、記事の裏に、善良な人が加害者とされ、実は被害者にされて泣いているのではないかと推認して、怒りを覚える事しばしば・・・。

今回、私の冤罪体験は、警察・司法のシステムが正常な状態ではない事を証明した事でもあり、私のような事件のパターンは、これまで、「自分にはそんな事は起こらない・・・あの人は、たまたま運が悪かった。」とか、だれもが他人事だと思い、小さな出来事として見て見ぬふりをして片付けられてきた為に、多くの善良な市民が、随分被害に遭ってきたものだろうと強く思います。

一般市民の、そんな無関心さをいい事に、いくらでも、同じパターンの被害者が作られてしまうというのが、忌まわしい実態であると思います。何とかできないものでしょうか‼
警察や司法が、神仏に誓って間違った事をしないという正しい信念を取り戻してほしいと思います。
 
私の事件は、明日はあなたの身にも・・・。市民が安心して暮らせる社会の為に、どうしても、まず警察から、そして司法の襟を正して欲しいと切望します。
    

動画サイトのYoutubeに「1番だけが知っている」の、煙石事件の投稿があり、関心が高まっています。(約30分)

         

(Youtubeサイトはこちらをクリック → クリック

私の様な被害者が、私の後に出ない為にも、是非、ご覧になって下さい。
一人でも多くの皆様に、私の事件を知って頂きたいと思います。

 

必読 私が体験した真実の断片です。私は何も悪い事はしていません。

 事件は、2012年10月11日朝、突然、刑事二人がやって来て、「銀行の(小さな)支店で、客が置き忘れた(とする)封筒(お札が入るサイズのもの)を盗って、7~8歩あるいたあたりで、左手で左胸のポケットに金をねじ込んだ。」と(実は当日着ていたシャツは胸ポケットのないシャツである事が、防犯カメラの映像で分かったのに)・・・「そして、また7~8歩戻って元の記帳台の同じ場所に、市・県民税の納入書だけ残った封筒を戻した。」という奇妙な犯行ストーリーをでっち上げ、「防犯カメラの映像に証拠が映っている。」として逮捕しようとするが、私には全く身に覚えのない事で、盗っていないと必死に主張。

「防犯カメラの映像に証拠が映っていると言うのなら、それをここに持って来て見せて下さい。」と何度も頼んだが、刑事は「見せるわけにはいかない。」と言って見せてくれず、逮捕状の呈示も無く逮捕し、広島県警南警察署に連行した。私は留置場に28日間勾留された。

警察での取り調べは、初めから取り調べではなく、刑事が私を犯人に仕立て上げる為に作った犯行ストーリーに合うように強引に誘導し、自白ばかりを迫られた。最初、机を叩いたり押したりして・・・身が縮み上がるような、もの凄い恐怖感を覚えたので、面会の時、その事を弁護士に言うと、翌日からは、机は叩かなくなったが、声や態度で威圧的に迫り、とても怖いものだった。私が、声がかれるほど盗っていないという事を説明しても、それを全く調書には記入してくれず、「それだけ好き勝手なことを言うたら気分がスッキリしたろう。ほいじゃが、お前は犯人じゃ。マスコミが報道したけぇ、世間は皆、お前が窃盗犯じゃ思うとる。お前は嘘ばっかり言うとる。」と、私の訴えは全く聞いてもらえなかった。

結局、防犯カメラの映像を見せられたのは、示談をしない事に決めた後、警察では、10月28日、検察では29~31日で、しかも何カットかの短い映像を見せられたが、お金を盗っている映像は無い。
 大体、お金を盗るなら、お金の入った封筒ごと持って帰るし、証拠となる指紋がついているかも知れない封筒を、金を抜いた後、わざわざ戻すことはあり得ない。

また、検事は、警察の誤りをチェックする役目もあると思っていたのに、刑事が、善良なる一市民の私に無茶苦茶な事をしているので、「刑事が間違っているので、もう一度よく調べて下さい。」とお願いし、一生懸命無実を訴えたが、検事は「お金を盗ったか盗らないかは別にして、(私が盗ったと一方的に決めつけて)66600円にイロを付けて、きりのいいところで10万円くらい払えばすむ事です。」と、全く私の主張を聞いてくれない。
そして、「煙石さんが、お金を盗っていないと主張するのは王道です。」と言って、机の上の白い紙にまっすぐな線を描き、「検事としては・・・」と言いながら、カーブの線を描き
「検事としては、お金を払って事を収める示談を勧めます。」

さらに検事は、「盗っていないと主張して裁判をしても、99.9%は有罪になる‼」と、豪語して脅迫し、「裁判をすると、死ぬまで裁判をする事になります。それで人生をダメにした人がたくさんいます。」等と言った。
「ええーっ!そんなバカな、私は、真実お金を盗ってもいないし、盗った証拠がありうるはずがないのに・・・。」私は検事の発言に、日本の警察・検察に対する絶望的な思いを持ち、その現状に背筋が凍る思いがした。

 裁判になって、防犯カメラをチェックしても、当然お金を盗っている映像は無いし、しかも、お金を盗ろうとすれば、最初、問題の封筒にお金が入っているのを、中を覗いて発見している映像が無ければならないのに、それも全く無い。さらに、封筒にも、封筒の中の税金の納入書にも私の指紋はついていなかった。

 私が、広島地裁・高裁で、身をもって体験した事は、日本の司法は壊れているという事で、裁きは、崇高で高潔な方々の判断だと思っていたが、実は、非科学的で、論理的でない、裁きとは思えない、信じられないものだった。それは、最初から私を犯人と決めて、有罪という答えになるように、小理屈、屁理屈を重ねて、一般常識では考えられない作文を書いて有罪にするというものだった。

これが、日本の司法は、逮捕、起訴されると99.9%は有罪という、大問題の有罪率の原因だと思う。法治国家ではあり得ない事と、怒りと共に絶望した。

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それにしても、私の身に起こった事は、同じパターンで誰の身にも起こりうる、いや、誰でも被害者にされるという大変な問題です。私の後に、私のような被害者が出ない事を切望するばかりです。

最後に、最高裁では、防犯カメラの映像にお金を盗っている証拠はないとして「広島地裁・高裁の判断は、著しく正義に反するので、無罪‼」という、奇跡の逆転無罪判決でした。

しかし「99.9%は有罪」という有罪率には、たくさんの冤罪が含まれており、大きな問題だという事を、身をもって知りました。安心して暮らせる社会の為に、絶対に改革してもらわなければならない事だと思っております。    
                                 煙石 博

2018年9月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien