煙石博のブログ

煙石博さんはある日突然に謂われなき罪に問われ、苦しんでいます
この苦しみは彼一人だけではなく、家族の皆さんも地獄の苦しみを
味わっています
このブログでは、その時々の彼の思いを綴っています

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2019年8月1日 「だいたいやねえ、警察が逮捕・起訴すると・・・ 日本の有罪率99.9%は、おかし過ぎるんやないの」

2019年8月1日
「 だいたいやねえ、警察が逮捕・起訴すると・・・ 日本の有罪率99.9%は、おかし過ぎるんやないの」

還暦から10数年、古希を過ぎて今日までの間、多くの知人、友人、親族との辛い別れがあり、世の無常に心が痛みます。そんな別れが増えていく歳ではありましょうが、私も、明日は我が身で、別れの悲しみが重く迫ります。

7月に、定年まで勤めたRCCのOB会に参加しましたが、この1年間にも、何人もの方々が亡くなっておられ、寂しい思いで、一同、黙禱して、ご冥福を祈りました。その少し前にも、小学校のクラス会があり、20人が集まりましたが、(当時、56人のクラスでした。)何人ものクラスメイトが故人となっている事を知らされ、重い気持ちで、只々、ご冥福を祈るばかりでした。

歳と共に、お経にある「我や先、人や先…朝には紅顔あれど、夕べには白骨となれり…」と言う言葉が、益々、身につまされ、この歳になると、縁も遠くなっていた方が、既に亡くなっていらっしゃる事を、人づてに知らされる事も多くなり、寂しさがつのります。「我や先、人や先…」命の行く道の先は、誰しも同じ処です。

これは、あるお医者さんが、ご主人を亡くして、寂しさの淵にある奥さんに「ご主人が亡くなられてお寂しいでしょうが、ご主人は、あなたが生きているうちは、まだ、亡くなってはいません。あなたの心の中に生き続けています。奥さんが亡くなられる日まで、ご主人は生きているんです。」と、そういう言葉で、慰められたとか…。

私も、この間、家族に「ワシが死んでも、死んだと思わんように…人にも死んだと言わんで、『煙石さんはお元気ですか』と、尋ねられたら、『ああ、友達と飲みに行くと言って、しばらく帰って来ませんが、どこかで、元気に飲んでいるんでしょう…』と、答えといてくれ。」と、寒いジョークを言いました。

寂しい話になりましたが、先だっても、また知人の死にあったばかりで、私の悲しい思いを、身勝手に書き綴ってしまいました。許してください。

厳しい時候の折から、皆様のご健康と、ご長寿を心よりお祈りしております。

釜の蓋壊れ地獄の激暑来る   ひろし

それにしても、本当に、人の死が他人事ではなく、身につまされます。

ところで、7月初め、竹村健一さん死去(89歳)という顔写真入りの新聞記事を見ました。私が若きアナウンサー時代、文筆、TVで活躍されていた竹村さんの著書も色々読ませて頂きましたが、私が勤めていたRCC中国放送とは他系列の番組で、毎週、日曜日の朝、「世相講談」?だったか、「世相を斬る」や「報道2001」等、勉強の為にと、努めて見る様にしていました。異論反論もありましょうが、当時、右だ左だと揺れていた時代、歯に衣を着せない辛口の論評で、時には、そこまで言って良いのかと思う様な、大胆、過激な発言もありましたが、勉強させて頂いた事を思い出します。

竹村さんのコメントで記憶に残っている事の中に、「世の中の出来事を正しく見る為に、自分の座標軸をしっかり持つ事が大切で、それが正しい判断の物差しになる。」という言葉があります。さて、混沌とした現代…正しい座標軸は…?そして、冤罪があまりにも多い日本の現実には、どの様な指摘をされるでしょうか…。

それと、もう一つ、竹村さんが時々引用された、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉が記憶に残っています。今、激動、激変の時代の真只中にある様な気がしますが、世の中、どこへ向かおうとしているのか、大きな不安の中で、竹村健一さんだったら、どうコメントされるか…。ご冥福をお祈りします。

皆様方におかれましても、呉々も、お身体ご自愛なさって下さい。

八月や殊に命を尊びぬ   ひろし

                                        煙石 博

2019年7月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

2019.7.1       煙石事件がテレビ放映されました

2019.6.30       煙石事件がテレビ放映されました

東日本大震災の数年前からですが、日本の春夏秋冬、四季の移り変わりが、壊れてしまった様に尋常ではなくなり、自然の移ろいが、キバをむいた様に、乱暴で、怒りをもっている様な・・・そんな1年1年が続いて来たように思います。

今年も、春からこれまでの気候を振り返ってみますと、俳句の季語で表現すれば、菜の花が咲く頃に天気がぐずつく「菜種梅雨」らしき天候もなく、その後も、同じ様に天気がぐずつく事を表現した季語、筍の生える頃の雨「筍梅雨(たけのこづゆ)」、茅萱(ちがや)の穂がほぐれて絮(わた)状になる頃の雨催い「茅花(つばな)流し」や、卯の花を腐らせるかの様に降る雨「卯の花腐(くた)し」らしき気象現象も見られなかった様です。

私のメモを改めてめくってみると、春先から4月、さらに5月の始めまで、雨がかなり少なくて、5月半ばに、いきなり全国的猛暑に襲われ、5月25日には、3日連続猛暑日続出と記していました。新聞の記事を調べますと、広島でも各地で30度を超えましたが、「全国の観測地点の半数近い425地点で30度以上の真夏日を記録。34都道府県の128地点で、5月としての過去最高気温を更新した」とあります。さらに、日本一高温だったのは、北海道サロマ町で、39.5度と、驚く様な事がありました。

その後、5月27日から翌日は、集中豪雨の様な雨が降り、一気に肌寒い位の気温になったと、私のメモにありました。

春先からの少雨で、水不足にならなければと思ったりもしましたが、雨に関して見れば、最近は、降り始めると、いきなりの豪雨に見舞われたり、自然は、優しさを失って、猛威として私共に向かって来ている様に見えます。

ところで、このブログを書いている今(6月29日)、ヨーロッパでは記録的な猛暑になっていて、スペイン・イタリア・ドイツ等でも、熱中症で倒れたり、死者も出たようで、フランスでは、45.9度と、観測史上最高の気温も記録したようです。

どうも、自然の猛威は、自然だけのしわざではなく、人間のしわざも原因となっている・・・地球的規模での問題も憂慮されるところです。

私共は、都市化と共に季節感が薄れてきたとはいえ、知らないうちに、自然な日本の四季を体で記憶していて、無意識のうちに順応して生きて来たのではないかとも思いますが、このところの異常気象は、それを超えて尋常ではないように思います。

そんな訳で、若い人はともかく、私共は、知らないうちに健康のバランスが危うくなっていたり、フラストレーションがたまっていたり、何らかの影響を受けていて、私もそうですが、知らないうちに、そんな疲れやストレスを背負っているのではないかと思います。くれぐれも、体調等にも改めて気を配って、お体ご自愛下さい。ともかくも、今年の梅雨は、暴れ梅雨にはなりません様、願うばかりです。

ところで、私の冤罪については、以前、TBSの「一番だけが知っている」で取りあげられましたが、去る6月10日(月)に、テレビ東京で「0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー」という、冤罪の現状を訴え、それに警鐘を鳴らそうという番組が、沢山の冤罪がある中から、私の冤罪など4件の例を取り上げて放映されました。しかし、中国地方にネット局がない為、広島での放送はありませんでした。ただ、広島のどこかのローカル局が手を挙げれば、広島での放送も可能なようですが・・・今の所、その状況は、わかりません。

私の所に関東や九州で視聴された方から感想が届きましたので、2~3紹介します。

〇テレ東で、煙石冤罪事件の再現番組を拝見、警察や司法の杜撰な実態をよくまとめていました。(Aさん)

〇昨夜、「逆転無罪~」を視聴しました。煙チャンの声と姿は、ありのままの好感度の高い紳士然と映っていました。しかし、4年半の苦労を伝えるには、再現ドラマが10分位では足りなさすぎました。でも、ストーリーは理解でき、参加者も感動の声をあげていました。こちらの友も視聴してくれたと思います。会って感想を聞くのが楽しみです。(Bさん)

〇テレビ番組、拝見しました。いずれ劣らず、歯ぎしりを禁じえない日本の司法のやり方、今も改まらない現状を、急ぎ現代国家にふさわしいものに変えようという知識人、学者、国民も含めての機運は高まらないのでしょうか。『明日は我が身』何時、誰に襲ってくるかわからないおそろしい運命の戯に、一生台無しにされてよいものでしょうか。救われた人達は、ほんのほんの、一握り。煙石さんの事件も思い起こす度、他人事とは思えず、先日も当時の胸中を思い出しました。

先日のテレビのように、メディアが何度もオンエアーなり、執筆するなりして、世論に強く訴え続けねば、今の日本全く頼りになりませんね。ほんのわずか「0.1%の奇跡」と言う程の逆転無罪率、本当にこのままでよいと誰が思うでしょう。私共は、煙石さんの冤罪事件を忘れる事はありません!

一方的で高圧的な取り調べの野蛮さ、『疑わしきは罰せず』は、彼らの頭には、ひとかけらもあるとは思えません。過日、新聞で、取り調べが可視化したという見出しを見て、読んでみると、まだまだ限られたものばかり。懲りず、不当取り調べの理不尽を訴え続けてまいりましょう!!(Cさん)

テレビを視聴して下さった皆様、ありがとうございました。

それにしても、自然も異常ですが、最近の日本社会も異常な事が多い・・・。「よくもあんな事を・・・」という信じられない、残忍な事件や悲惨な事故が次々と起き、本当に気が重くなります。何はともあれ、おん身ご大切になさって頂きます様にと思います。

梅雨寒し痴漢冤罪事件事故      ひろし

枝豆やひとまず畳む世事俗塵     ひろし

煙石 博

2019年7月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

テレビ東京系列全国ネットで煙石事件が放送されます

2019.6.7   テレビ東京系列全国ネットで煙石事件が放送されます

○番組名:0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー   テレビ東京、番組HPはコチラ

○放送日時:2019年6月10日(月)18:55~21:00
※冒頭のコーナー(18:55~20:00の間)で登場する予定です。(10分程度)

○放送エリア:テレビ東京系列全国ネット(北海道・関東・名古屋・大阪・せとうち・福岡)で、放送局名は、テレビ東京・テレビ大阪・BBCびわ湖放送・奈良テレビ・WTV・テレビ愛知・ぎふチャン・TVh・TVQ九州放送・TSCテレビせとうち等です。

現状、広島での放送は無さそう…いずれ、広島で放送される可能性があるかも・・・。

※念のため、各エリア・各放送局の当日の番組表を確認して下さい。

○番組内容

日本では起訴されると99.9%が有罪に!これは世界的に見ても驚くべき数字となっており、日本は「起訴されたらほぼ有罪」と考えられている。そんな中、0.1%の人は奇跡的に無罪に!それは一体どんな人物で、どんな手法で逆転無罪になったのか。起訴されながらも無罪を勝ち取った“0.1%の奇跡”を臨場感あふれる再現ドラマと関係者インタビューで見せていく。被告人となった人物の無罪を証明していく中で、科学的事実を立証し、矛盾や盲点を突く。

そこで見つけた新事実の発見。謎解きの要素を加えた、まさにヒューマンサスペンス劇場型の番組!「飲み会で口ゲンカしただけなのに…殺人罪で13年の服役」など…。あなたもいつ“何もしていないのに犯罪者扱いされるかもしれない”誰の身にも起こりうる冤罪被害を未然に防ぐため、視聴者も知りたい“冤罪を防ぐ方法”も紹介!

○出演者【MC】田村淳(ロンドンブーツ1号2号)・【アシスタント】福田典子(テレビ東京アナウンサー)・【ゲスト】東国原英夫、野々村友紀子、向井慧(パンサー)、須田亜香里(SKE48) ・【専門家】若狭勝(元東京地検特捜部副部長/現弁護士)、八代英輝(元裁判官/現弁護士)、市川寛(元検事/現弁護士)

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煙石 博のコメント
いつもご支援ありがとうございます。 テレビ東京の上記番組の、冤罪事例の一つに、私の事件が取り上げられ、弁護士さんと私が取材に協力しました。出来上がった物を、現時点で、私はまだ見ていませんので、どの様な仕上がりかわかりませんが、多くの皆様に見て頂きたいので、上記の放送エリア内の、お知り合いに広めて頂ければと思います。

◎私の身に降りかかった冤罪事件は、私だけの問題ではなく、同じパターンでこれがなされると、一般市民の誰でもが、いくらでも私の様な被害にあってしまうという、そら恐ろしさを抱いております。私の後に、似た様な被害者が出て、自白したり、示談したりして人生を失い、泣き寝入りをする事が無いように切に願うばかりです。

煙石 博

2019年6月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

頼もしき草木の勢い風薫る・・・の時節

2019.5.12  頼もしき草木の勢い風薫る・・・の時節

  こんな事があってはいけない、明日はわが身と、私の冤罪事件のご支援を頂いた皆様がお元気でいらっしゃることを心より念じております。私も皆様のご支援のお陰で、”カラ”元気ではありますが、何とか元気に過ごしております。

 この時節、草木の緑が、いよいよ増して行くのがわかる毎日ですが、私が心がけている事の一つに、花のあるなしに関わらず、とにかく勢いのある草木を切り取って、いくつかの花瓶にさして部屋に置く事にしています。その部屋に入ると、空気がとても心地のよいものになっている様な気がします。

身に覚えのない冤罪の濡れ衣を着せられて、私は、広島県警南警察署に、28日間不当な勾留をされましたが、その留置場は、コンクリートの打ち抜きで、外の見える窓はなく、うす暗く、不気味で狭い、不快きわまりない部屋でした。房では、毛布1枚と、一巻のトイレットペーパーだけを与えられ、机もなく、他の物も何もありません。その留置場の1か所にある、私らを監視する警務員数人分の机にも、一輪の花も植物もなく、殺風景で冷たい空気の中にありました。

そこでは名前を呼ばれる事はなく、番号で呼ばれましたが、私は、「13号」と呼ばれていました。房は、1号から、6か7号位まであって、4は縁起が良い数字ではないからでしょうか、欠番で、その代わり、独居房の13号があてられ、その後、5号、6号と続いていました。

 この房で地獄の日々を送った後、やっとの思いで我が家に帰った時、心身共に力尽きて、疲労困憊の状態にあったわが身にとって、大変、心癒された事がありました。

 早朝、我が家の猫額の庭に出ましたら、そこが、みずみずしい空気に包まれている事に気づき、草木が出している生気を感じて、思わず、何度も深呼吸をした事です・・・。空気がとてもおいしいのです。 草木が、授かった命を、懸命に生きんとして、逞しいエネルギーを吐き出している事を実感しました。

 おかしいと思われるかも知れませんが、そういえば、小学生の時、植物は、炭酸同化作用をしていて、空気をきれいにしてくれるのだと習ったことを思い出しました。当たり前ではありますが、そんな理屈で納得・・・。

 その事がきっかけで、生け花ではありませんが、実験的に、部屋に、椿の枝や、道の辺のよもぎ、南天の枝など、元気、生気がみなぎっている植物を切って、いくつかの花瓶に投げ入れて部屋に置いています。

 1~2時間もすると、部屋の空気が、スッキリ、きれいになったような気がします。感じで表現するのはむつかしいのですが、部屋の空気が、浄化されて、みずみずしく、生き生きした気に満ちている様に思います。植物の生きんとする力強いエネルギーが放出されている様な…。毎日、水切りをしてやると、何日も頑張ってくれます。

 日本人が作り出したものに、世界に誇る生け花の文化がありますが、これは、花を見て、視覚で愉しむだけでなく、生け花の花材が、部屋の空気も浄化して、人間の健康にも役立つものだと思ったりもします。

 以前より、森林浴(フィトンチッド)が健康に良いと言われて盛んですが、道の辺のよもぎや、椿の枝などを部屋に取り込む事でも、手軽に、そんな恩恵を授かる事ができるのではないかと思います。草木の勢い・・・負けずに頑張らなければと、励まされます。

     総身を風に曝(さら)せる新樹かな    ひろし

     懐(ふところ)は程よく貧し小判草    ひろし

小 判 草
講談社「山野草たちの歳時記」より

煙石 博

 

2019年5月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien

松橋(まつばせ)事件に思う・・・冤罪は人災・・・

2019年4月16日 松橋(まつばせ)事件に思う・・・冤罪は人災・・・

憂慮  日本の司法の有罪率99.9%には多くの冤罪が含まれています

上告してから2年5か月、最高裁の、殆ど無いという逆転無罪判決『広島地裁・広島高裁の有罪判決を認めると、著しく正義に反するので・・・無罪!!』を受けるまで、正しかるべき警察、司法が、正常に働いていない事を身をもって体験した私ですが、この3月末に、熊本地裁で、これも、本当に数少ない再審無罪が確定した松橋事件・・・宮田さんが無罪になって、本当に良かったとは思います。

しかし、冤罪被害者の宮田さんは、殺人を犯していないのに、警察による、取り調べではない無茶苦茶な自白の強要によって、論理的にも筋の通らない不自然な犯行ストーリーをでっち上げられて、殺人犯とされました。しかも、「シャツの左袖の一部を切り取って小刀に巻いて犯行に及んだ後に、燃やしたというでっち上げの自白調書そのままに殺人犯にされました。(後に、燃やしたというシャツの袖が隠されていた事や、小刀の刃の形状と遺体の傷も合わない事も判明。)

そして懲役13年、悔しさと怒りと絶望の日々を送り、服役後、冤罪を晴らすべく長い闘いを続けられたものですが、すでに宮田さんは、85歳で、認知症等の影響があり、ほぼ寝たきりの状態。もはや自ら言葉を発する事も出来なくなっています。 ・・・何とも言葉もありません。

やっと無罪が確定したと言っても、宮田さんが失った人生は戻らないし、取り返しはつきません。まさに悲劇です。どうして早く公正な、正常な裁きがなされなかったのか・・・あまりにもひどすぎます。それまでの警察、司法の在り方に怒りを覚えるばかりです。

私が体験した冤罪も悲劇で、冤罪を生み出したパターンは共通しています。(正しかるべき警察・司法が、不誠実で、公平・公正なやり方をしていません。)

私の場合の例をいくつか挙げてみます

① 私には、置き忘れられたとする封筒から、66,600円を盗る動機がありませんのに・・・。

② 防犯カメラに私が封筒からお金を抜き出す映像が無いばかりか、封筒を手にしている映像も無く、封筒には私の指紋はついていませんのに・・・。そして広島高裁では、私が封筒に触れていないという鑑定書を提出したのに・・・。

③ 仮に、お金を盗ろうとすれば、まず、封筒を手にして中を覗き、お金が入っているのを確認しなければ、お金を盗ろうとはしないのに、そんな映像は、防犯カメラの映像にはありません。

④ 「左手で左胸のポケットにお金をねじ込んだ」という、刑事が作った奇妙な犯行ストーリーを正当化する為に、家から押収したシャツの中の2枚を、3人の刑事が相談し、私の目の前で、ポケットのあるシャツを証拠としてとり上げましたが、実は、少し後に、当日、私は左胸にポケットの無いシャツを着ていた事がわかりました。

⑤ しかも、自白させる為に見せた、防犯カメラの映像の中に、左胸の近くに、一瞬、軽く左手をあてた様な奇妙なワンカットがありましたが、(しかし、その前後に、封筒からお金を抜き出したりしている様なシーンは全くありません。)その時、着ていたのは、ポケットの無いシャツだったのです。しかも、シャツの左胸に、そのワンカットだけ、うっすら黒い線が入っていて、刑事は「ポケットに金をねじ込んだ為に出来た影」と、自白を迫りました。映像を見たあるプロカメラマンは、偽造された形跡が感じられると言っていました。

結局、裁判では、私がどうやって金を抜き、どこに金を入れたかにも全くふれないで、金を盗った証拠がないのに、「記帳台の上面に触れたのは煙石だけだから、盗ったと推認」して有罪にされました。 (これもあってはいけない裁きです)

裁判の基本は、「疑わしきは罰せず」と思っておりましたが、その基本を全く逸脱して、私の場合は、「疑わしくもないのに」窃盗犯にでっちあげられたものです。(これは9回にわたる街頭行動でも、市民の皆様に訴えた内容のひとつです。)

私の冤罪事件は、殺人冤罪ではなく、66,600円の窃盗事件でしたが、同じ様に、失った人権、人生は戻って来ません。冤罪で失ったものはあまりに大きいのです。

私は、警察に逮捕され、窃盗の容疑者としてマスコミに報道された時点で、人権も人生もすべて失い、大変な絶望の淵に突き落とされました。・・・しかし、この冤罪事件に巻き込まれた為、私から去っていった知人や友人も多い中で、私の無実を信じて「それはおかしいじゃないか。そんな事はありえない。」と、ご支援下さった沢山の皆様のお陰で無罪を勝ちとる事ができました。ありがとうございました。 また、裁判で無罪を勝ちとった後も、私の人権復活の為に、陰ながらご支援下さっている皆様にも感謝しております。

私の冤罪の悲劇をくり返さない為にも、私の事件の真実を、クチコミで広げて頂ければなぁと思います。

蒲公英(たんぽぽ)の群るるは強し陽を浴びて       ひろし

青嵐(あおあらし)樹々一山(いちざん)の押し問答     ひろし

煙石 博

2019年4月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien