本通りでの、6回目の チラシ配布、署名の訴え を行いました

Enseki-news 050-20160823
2016年8月23日
煙石博さんの無罪を勝ちとる会
http://enseki.noor.jp/

煙石博さんは無実です。

不当に逮捕されてから3年と10カ月が経過しています。
最高裁判所に上告してから1年と8ヵ月経過、最高裁判所から連絡はありません。

本通りでの、6回目の チラシ配布、署名の訴え を行いました

日 時   8月7日(日)11:15~12:15 (集合 11:00)
       71回目の8月6日の翌日に行い、全国からの参加者に訴えました。
場 所  本通り 「叶や」の横の道路 本通り電停交差点
内 容  煙石博さん本人の訴え、チラシ配布と署名訴え

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            広島市中区本通り 8月7日(日)

煙石博さんが不当に逮捕された日から3年10カ月が経っています。煙石博さんは広島市中区本通りの商店街で、「私は無実です」と、訴え、署名の協力をお願いしました。
この様子は、 
You Tube に UPしています。ご覧ください。 → https://youtu.be/4qKyrGp91Eo

第6回 街頭行動  冤罪 私は無実です 逮捕されてから3年10カ月  2016年8月7日
煙石博さんの訴えは  ( 本通りでの6回目の街頭行動 YOU TUBE の音声 から )

煙石博です。昨日は広島の71回目の原爆忌でした。全国各地からいらっしゃった方も沢山ありますが、ここにも今日、県外から、来られた方が、いらっしゃいます。“ 広島に、よぉきつかぁ~さいましたのぉ~。暑うありますけぇ、熱中症にならん様に、よおよお、用心してつかぁ~さい。 ”ところで、私は、えん罪の被害者で、ここに立って、訴えております。私はお金を盗ってもいないのに、証拠も無いのに、広島地裁、広島高裁で、懲役1年、執行猶予3年という、信じられない有罪判決を受けました。いま最高裁判所に上告して、審理を継続しておりますが、真実を書いたチラシを皆さんにお配りしております。私のようなえん罪の被害者が、私の後に、一人でも出ないことを願って、チラシをお配りしております。そして、私のこのあってはならない真実を口コミで一人でも多くの人に伝えて下さい。それが、えん罪を一人でも少なくするための力になると思っております。そもそも、私の場合、警察官は防犯ビデオに私がお金を盗っているところが映っていると言って、逮捕しましたが、防犯ビデオは見せず、最初から、私を犯人と決め付けて、ただただ、盗ったという自白を強要するばかりでした。私の真実の訴えは、全く、耳に入れてはもらえませんでした。裁判では、66,600円を抜き出したと決めつけた封筒に、私の指紋は付いておりませんでした。しかも、防犯ビデオに、私がお金を盗っている映像はありません。さらに、広島高裁では、私がお金を出して、専門の会社に鑑定を依頼しましたら、私は封筒に触れていないということが鑑定され、証拠として採用しておきながら、防犯カメラの死角をついて、盗ることも、可能であるとして、私を懲役1年、執行猶予3年という有罪判決にしました。こんなえん罪があってはいけません。私のようなえん罪の被害者が、私の後に、一人でも出ないことを願って、今、皆さんに、私の友人、知人、そして会社のOB、RCCの先輩が、皆さん方にチラシをお配りし、署名にも、ご協力をお願いしております。私のあってはならないこの真実を一人でも多くの人に伝えて下さい。それが、えん罪を一人でも少なくするために役に立つと思っております。

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当日は、71回目の原爆記念日の翌日、
街頭行動も6回目とあって、若い人の署名協力があり、なんと115筆の署名が寄せられました。

「煙石博さんの無罪を勝ちとる会」の支援者が下記のように駆けつけました。
計 28名でした。 お疲れ様でした。
11:00 集合   11:05 打合せ   11:17 スタート 12:15 終了 。
チラシ配布 は 約1000枚でした。協力いただいた署名は115名でした。ありがとうございます。

 

2016年8月12日  炎天へ大阪弁の「なんでやねん!」 ひろし

(煙石博ブログより)

6回目の街頭行動は、超猛暑の中、多くの皆様にお忙しい時間をさいて頂いて、えん罪の怒りを訴える事ができました。心よりお礼を申し上げます。夏風邪?で声が出にくくなった大先輩のMさんも駆けつけて下さり、申し訳ありませんでした。ありがとうございました。
前日、8月6日は、広島の71回目の原爆忌でしたので、「今日は、県外から来られた方も多いようです。広島に、よぉ来つかぁ~さいましたのぉ~。暑うありますけぇ、熱中症にならん様に、よおよお、気ぃつけてつかぁ~さいの。・・・私は、お金を盗ってもいないのに、盗った証拠もないのに、広島地裁・広島高裁で有罪にされました。ほんま、いなげな話です。本当に変な話です。今、最高裁判所に上告して、審理を継続していますが・・・。」と、久し振りに正調広島弁を交えて訴えてもみました。
   
「煙石博さんの無罪を勝ちとる会」の皆さんのおかげで、たくさんの方にチラシを受け取っていただくことが出来ました。また、115名の方から署名を頂き、そのうち18名は県外の方でした。
チラシを見て、「封筒にお金が入っていなかったのでは?」「証拠がないのにおかしいことですね。」「大変ですね。頑張ってください。」などの声を頂いたと聞きました。
署名をたくさん集めて持って来てくれた友人や、「これから署名を集めるよ。」と言ってくれた初参加の知人をはじめ、たくさんの方にご支援を頂き、心より感謝しております。

超がつくほどの猛暑が続いていますが、勧善懲悪の伝統的な時代劇の中では、正義の主人公が、悪者を退治して、心の涼しさを感じさせてくれます。

    懲悪の役者へ拍手涼しけれ     ひろし

私のえん罪、この濡れ衣が一日も早く晴れないものかと切望するばかりです。

    アポロンの声なき怒りかも極暑   ひろし

    天地いま虫けらの息大極暑     ひろし

地獄の釜の蓋が開いたままの様な毎日ですが、くれぐれもお体お大事になさってください。

煙石 博

 

イノセンス・プロジェクトから シンポジウムの案内が届きました。

===ご案内===

シンポジウム 「取調べの可視化と裁判員裁判~映像は真実を映し出せるか?」
※ 申込み不要,定員300名,入場無料

一部の事件で義務化されることになった取調べの可視化、取調べ映像の法廷での再生のあり方について改めて考えます。違法な取調べを防ぐための映像が、新たなえん罪の原因となることはないのでしょうか?ぜひお越し下さい。

1)開催日時 : 9月18日(日)13時30分~16時30分(開場:13時予定)
2)開催場所 : 龍谷大学 深草キャンパス 22号館・101講義室
3)プログラム:
        ● 対談:周防正行監督・指宿 信教授(刑訴法)
        ● 講演:脇中 洋教授(法心理学)
        ● パネルディスカッション
        コーディネーター:石側亮太弁護士
        パネリスト:周防監督・脇中教授・指宿教授

主催:京都弁護士会,えん罪救済センター,龍谷大学矯正・保護総合センター 刑事司法未来PJ

 

煙石博さんへの励ましのお便り

○ 暑中お見舞い申し上げます。
一日も早く吉報が届くことを願っています。「ビラ配りの件」大変申し訳ございません。
他の用件が8月4日から15日まで入っていて参加できません。
同封の署名、今まで一番多く集めてくれているKさんです。人の痛みのわかる方です。
ありがたい友人です。
暑さ厳しき折、お体、充分に気をつけてください。
又お会いできる日を楽しみにしています。

origami-3mai

       (安佐南区の方より)

〇ご無沙汰して、申し訳ありません。
一日も早く無罪判決が出る事を、心からお祈りしています。
体調を崩し、ご無沙汰して、申し訳なく思っています。
やっと、普通の生活に戻りつつあります。
煙石さんに、お身体を大事に、最後まで気を抜かず、無罪を勝ち取るまで、
闘い抜いて頂きたいと思います。請願署名をお送りします。
(庄原市の方より)

〇転勤のため、引っ越しました。いつか署名に協力させて頂きたいと思います。
ホームページみてみます! 応援しています!!
(東京都の方より)

 

煙石博さんの無罪を勝ちとる会 への カンパ・寄付金 の報告

街頭チラシ印刷費、横断幕の制作費、ニュースの発送切手代 等々に使用します。
カンパ・寄付金 を 寄せられました方は
(敬称略 煙石博さんの無罪を勝ちとる会 通帳に記載された順に7月16日から8月15日まで)
5名でした。
     カンパ・寄付金 計 30、000円

カンパ・寄付金を次の口座で受付けています。 よろしくお願いします。

     郵便振替   【口座番号】 01390-9-103606
            煙石博さんの無罪を勝ちとる会 で 受付ています。

     ゆうちょ銀行 【支店名】五一八 (ゴイチハチ)【種別】普通 【番号】1179789

            *ゆうちょ銀行間の場合 ⇒  【記号】 15120 【番号】11797891
            【名義】 エンセキヒロシサンノムザイヲカチトルカイ  でも 受付ています。

 

煙石博さんの上告審の公正な裁判を求める請願署名のお願い

「煙石博さんの上告審の公正な裁判を求める請願署名」を取組んでいます。
  署名は 10000名を目標にする。 ( 2016年3月22日 世話人会 で承認 )
  久保豊年弁護士 (「煙石博さんの無罪を勝ちとる会2016年度総会」報告から )
 署名活動は、事実上最高裁判所に届いていれば、みなさんの声がこれに注目している と最高裁判所は意
識します。有益な活動となります。頑張って、一人でも増やしてください。また共感者を増やすことにな
りますし意味があります。また、煙石さんの名誉回復という意味があります。ぜひ輪を拡げていただきた
いと思います。
 この集計した署名用紙は、最高裁判所での審理に応じて、最高裁判所長官に提出します。
 7月1日までに 最高裁判所長官へ 署名用紙 1370枚、6280名の署名を提出しています。
 今のところ、最高裁判所からは、連絡がありません。審理は継続しています。
 次の、締め切りは2016年9月末です。よろしくお願いします。

 

追記

以下のニュースを添付します。

ニュース 冤罪事件、再審で無罪

大阪市で1995年に起きた小6女児焼死を巡る再審で、大阪地裁(西野吾一裁判長)は10日、殺人罪などで
無期懲役が確定していた母親青木恵子さん(52)と元同居相手の朴龍晧さん( 50)に「捜査段階の自白に証拠能力は認められず、自然発火だった可能性がある」として無罪判決を言い渡した。

以下のように、2016年8月11日 中国新聞に掲載されました。クリックして参照下さい。

2016年8月11日 中国新聞 大阪女児焼死 母親らに再審無罪 自白証拠能力なし ←クリック
2016年8月11日 中国新聞 社説 なぜ「誤判」と認めない ←クリック

 

煙石博さんのコメント

これについて私が思うことは、早くから犯行ストーリーがおかしいと、わかっていながら、あまりにも長い間、真実を明らかにしようとしなかった組織が大問題であると思います。私の窃盗事件と殺人事件との違いはあれ、同じパターンでの無茶苦茶な悲劇を感じます。
私の場合は、刑事は私の訴える真実には全く耳を貸さず、最初から自分らが勝手に想像して作り上げた、現実には無理な犯行ストーリーを、私に無理矢理おしつけて、つまり自白を強要しましたが、真実盗っていないのですから、盗っていないと言い続けました。
私は窃盗の濡れ衣ですが、私も家族も、あっという間に、人生を失いました。裁判では、警察の科学的でも合理的でもない、稚拙な犯行ストーリーを疑うことなく、そのまま認めた上で、私を有罪のエスカレーターに乗せたもので、警察・検察・裁判所には、人間一人の大事な人権を踏みにじっているという認識は、全く感じられません。こんなことは絶対に許せないことです。これ以上、えん罪で苦しむ人が出てはいけません。

以上

2016年8月23日