2021年3月1日  悟りは脚下にあり! 「コロナに足をすくわれてたまるか‼」

2021年3月1日    悟りは脚下にあり! 「コロナに足をすくわれてたまるか‼」


 コロナに振り回され続けて、随分長いような…。いや、思い返してみると、日本でのその話の始まりは、まだ1年余り前の事なのに、とても、長い時間の経過を感じます。

 そう言えば、昨年の旧正月、1月25日より前。どうも、中国の武漢という所で、新型コロナウイルスによる感染症が発生し、次第に大変な状況になっている事がニュースで報じられていましたが、その後、よもや、世界中をこんなに震撼させる大疫病騒ぎになろうとは…。

 また、同じ頃、ダイヤモンドプリンセス号の乗客から罹患者が発見されてからの混乱も、日本人には、まだ対岸の火事、他人事ひとごとと言う感じであった事も思い出します。

 街中にマスク姿が増えたので、2020年4月1日の私のブログのタイトルも、『ムーンライト・マスクマン…月光仮面…コロナはクルナ!!』とあり(2020年4月1日のブログを読む)、その後、よもや、今の様な展開になろうとは全く思っておりませんでした。今や、あの手この手のコロナ対策が、1日も早く功を奏する事を願うばかりです。

 とにかく、この様な、混乱に混乱の中で、ふと思う事に、「脚下照顧」…まず、自分の足元を見て、自分の事を戒めなければならないという禅の言葉だと思いますが、この言葉から、私流の思いに解釈し、「悟りは脚下にあり」で、この様な混乱の時にこそ、脚下をしっかりと見据えて、冷静沈着な心で、身の周りの出来事を、大所高所から見る物差しで計らなければならないと思ったりするところです。

 しかし、この混乱と不安の世の中で、「うろたえてはいけない」と思いつつ、「思慮深く…思慮深く…」と、自らに言い聞かせながらも、実は私も、うろたえているのではないかと自信がありません。

     真直ぐなる覚悟真白き雪中花  ひろし

 本当に、日本も世界も、われわれは、コロナ、コロナに心を奪われ、心乱されて、混乱状態にあるとしか見えません。果たして、もの事も正常なる判断がなされているのか…、そして行くのか…。不安な気持ちでいるのは、私だけで無ければ「共感相和す」とでもいう、表現が出来るかどうか…不安な思いの慰めにしたいところです。

 そういえば、餅まきに参加した時、投げる人の方ばかり見上げていては、餅は拾えない。ひたすら、最初から、自分の足元あたりをしっかり見ていれば、落ちた餅が転がって来て、沢山拾う事ができます。

     春近し千辛万苦せんしんばんく越へ行かむ  ひろし

 ところで、前号(2021.2.1.あの楠は歴史の語り部だった事。「丹那橋に行ってきたんよ」…?)で、南区出汐町に新築される広島県警南警察署の工事が、まもなく始まるでしょうと書きましたが、先日、ウオーキングの時、よく見ると「広島南警察署庁新築その他工事のお知らせ」という掲示があって、「着工予定・令和3年11月1日。完了予定・令和5年7月31日」とありました。(2021年2月1日のブログを読む

 着工は、今年の秋頃よりという事のようです。

 それと、私の冤罪事件が、少し前、日刊現代の1月9日付と、1月16日付けの紙面に掲載されました。[前編]と[後編]の紙面を添付させていただきます。(クリックすると拡大されます。)

 アフターコロナ等といいますが、早くコロナ禍が収まって、人と人との輪、そして、人とのよき絆のある日常が帰って来る事を願います。

 お身体、くれぐれもご自愛なさってください。              煙石博

日刊ゲンダイ 2021年1月9日掲載分
日刊ゲンダイ 2021年1月9日掲載分
2021年2月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : masayukien