2024.5.1 「黄金週間(ゴールデンウイーク) 今だから言える事・・・」
これは、いつも思っている事ですが、私の、このブログ・ニュースは、貴重な時間をいただく事になる訳ですから、ご迷惑をおかけする訳で、毎回、遠慮しながら発信させて頂いておりますが、今月は、ゴールデンウイークもあり、少し短めに、ミニバージョンで・・・。
ゴールデンウイークで思い出されますのは、放送局の現場は、その期間中、イベントがあったり、広島フラワーフェスティバルがあったりで、世間のお休みモードとは逆に、かえって忙しい日々となります。そちらの仕事はまぬがれたとしても、日常の放送業務は、通常通りありますので、それを、現場に出て行った残りの人数でこなしますから、「皆さん、ご苦労様・・・」と、なる訳です。
また、ゴールデンウイークの期間中も、変則勤務はついてきます。早朝勤務、夜勤、その昔は、夕方5時に出勤して、日付が変わった深夜から、数時間、狭い宿直室のベッドで仮眠し、朝5時に起きますが、寝過ごすと大変、朝一番の6時前ニュースが出ません。
寝過ごし防止の為、一時、目覚まし+布団の下に敷いて、タイマーで上半身が起き上がる様な仕掛けが取り付けられた事もありましたが、この新兵器は、突然に叩き起こされる為、心臓にも悪そうで、随分、不愉快でもあるので、大変不評。その内、このシステムのコンセントを抜いて、これを使わないアナウンサーが増え、さすがに、その仕掛けは撤去されたと言う事もありました。
今だから言える事は、私が長く担当させてもらった午後のラジオ番組「なんでもジョッキー」は、たいがい、フラワーフェスティバルの会場ステージでの、いつもとは違った特別バージョンの内容で公開放送となり、毎年、楽しく・・・疲れ果てる事でした。
これは、私だけでなく、放送の現場は皆、疲れ果てるゴールデンウイークで、連休が終わって、日常の放送体制に戻ると、心から「ホッ」としたものでした。
旅鞄ふっくらとして新樹晴れ ひろし
そんな訳ですから、連休が近付く頃、街路の植え込みのツツジが花を開き始めると、心が浮き立つどころか、人には言えない・・・「やれやれ・・・5月の連休かぁ・・・」と、気分は浮かない、心も晴れない、少し余計な荷物を持たされる緊張感と、ストレスに向き合う様な気分でした。ゴールデンウイークというと、今でも、まだ、そんな思いは、私の心の片隅に残って居る様です。
また、そんなゴールデンウイークで思う事のひとつに、昔から、サービス業界で働く皆さんは、世間が連休のお休みモードの中にあっても、逆に忙しく働かなければならなかった訳で、現代では、そういう立場にある皆さんが、昔以上に増えていますから、そういう皆さんのゴールデンウイークも、「大変だなぁ、お疲れ様」と思うところです。
時は、風薫る5月。新緑の気を取り込んで、元気にお過ごし頂きたいと思います。
歳時記を友と薄暑の旅に出ん ひろし
煙石博